1日目はコチラ→150912-13 甲斐駒ケ岳 八丁尾根~黒戸尾根 その1
2日目前半はコチラ→150912-13 甲斐駒ケ岳 八丁尾根~黒戸尾根 その2
さあ、甲斐駒の山頂から下降を始めるよ!
(写真はピンボケですが、雰囲気は伝わるでしょう)
画面中央の途中で重なりあっているのがそれで、その重なりが無理やりハシゴや鎖で道を付けてある箇所です。
こちら側の斜面は風下にあたり、ほぼ無風状態。
拍子抜けするほど平和なムードです。
暑くなってきて、早々にアウターとフリースはザックの中に。
甲斐駒といえばコレですよ!
コレを見ていないなら、アナタは甲斐駒に登ったとは言えませんよ~!
黒戸尾根の核心部ですが、夏場は問題なし!
徐々に登ってくる人たちとすれ違うようになりました。
皆さん軽装備なので、七丈小屋から上がって来た人たちですね。
大勢の人が続いてくるので、恐らく小屋で朝食を終えて登り始めたんでしょう。
なので、すれ違う人たちは笑顔で、皆さん「天気良くて最高ですね!」と声を掛けてくる。
オレは、「そうですね!」と答える。
“山頂に着く頃には、山頂はガスガスですよ”とは判っていても言えません。
単なるイヤミになるからね。。。
山頂はまだ大丈夫!
だらだらと高度を下げながら、樹林帯に突入する前に休憩。
だって森林限界に少しでも居たいじゃん!
うわーっ、とか言って写真を撮っていると、一陣の風と共に雨が降ってきた…
はぁ~っ、やっぱり…
まぁ、雨はそれほどでもない。
ザックカバーと傘を取り出し、てれてれ歩いていきましょう!
樹林帯に入れば、アトラクション的ランドマーク満載!
ハシゴの連続地帯がありますが、雰囲気です!雰囲気!
甲斐駒本体から離れて、黒戸山に取り付きます。
ここから200mの登り返し。
その後、樹林帯歩きが続きますが、退屈はしません。
登山道は遥か江戸時代から登られてきた由緒ある登山道です。
道すがら石碑や剣が所々にあります。
しばらく行くと、リッジ状の地形に!
刃渡りです!
刃渡り上に来ると!
今度は二重の虹(^_^)
小雨は降り続いていますが、こんなサプライズは大歓迎です!
刃渡りは、登りでは最初のランドマークです。
下りでは、コレ以降は特にランドマークはありません。
で、
以下省略
山行の無事を感謝し、手を合わせます。
充実感と共に、歩いて行くと、、、
コレを見た瞬間、仰け反った…
今回の山行でもっとも辛い登りになりました、、、
重装備で汗を噴き出しながら50分!
長い山行は無事終了!
今回、鋸岳から甲斐駒への変更でしたが、結果オーライで最高の山行になった!
甲斐駒は愛して止まない山の一つ。
これからも何度も登るつもりだ。
今回、鋸岳には登れなかったけど、甲斐駒での御来光が拝めたので当初の目的以上の成果で良しとします!
山登りには、リアルタイムの状況判断が必要です。
ガチガチの登山計画は時に自分の首を絞めます。
悪天候に登ったコトは自慢にはなりません。
臨機応変に対応するのが山のスキルです!
なんて、偉そうなコト言ってますが、最後は運ってコトもある。
その運を引き込むのも、経験です。
と思ってます。
やっぱり、言いたい!
南アルプス最高~~~~~~~~!