日曜に南アルプスの仙丈ケ岳に登ってきました!
先週同様、土曜日に仕事を終えてそのまま52号線を北上。
途中で温泉に立ち寄り、六郷インターから中部横断道に乗って長野方面にGO!
八ヶ岳サービスエリアで夕食を済ませ、伊那市の仙流荘に9時半ころに到着しました。
で、某所にゲリラテン泊です!
いっつもテント内で酒をこぼすので、小型テーブルをテント内に入れてみた。
そしたら、何とも言えない四畳半生活状態と言うか、カプセルホテル状態と言うか…
ま、楽しいんですけどね!
で、結局寝落ちして、夜中に寒さで目を覚まし、シュラフに潜り込んだ。
真夜中に顔に冷たさを感じて目を覚ますと、、、
テント内にはびっしり水滴が( ˘•ω•˘ )
あぁ、これがシングルウォールテントの結露ってヤツね!
これをシングルウォールテントの欠点ととらえるか、シングルウォールテントの特性と受け入れるかは、この写真を見た人次第です。
オイラはもちろん後者ですが、「こんなもんでしょ!」って感じです。
まぁ、ダブルウォールテントでも結露するような条件だったからねぇ。
前置きが非常に長くなりましたが、朝からバッチリの天気です!
それでは行きましょう!
仙流荘から、午前6時5分発の第1便のバスに乗り込みます。
乗客は15人位です。
約40分ほどで、終点の歌宿に到着です!
今の時期はまだ、北沢峠までは行きません。
なので、歌宿~北沢峠間は、スーパー林道を歩いて行きます!
歩き出すとすぐに鋸岳がドーンっと現れます!
鹿の窓が見えるよ!
林道は新緑に溢れています。
気温は低めだけど、ガンガン歩くにはちょうどイイ!
こんな木漏れ日を楽しんだりしながらも、とにかく帰りのバスのタイムリミットがあるので先を急ぎます!
1時間ほどで、大平山荘まで来たよ!
あとちょっとで北沢峠です!
歌宿から1時間10分、北沢峠に到着!
さぁ、こっからが山登りですよ~!
登り始めは美しい森です!
この辺りは傾斜が緩く、開放的な感じでとっても好みです。
それにしても静かでイイ!
オレの他には誰もいません。
まぁ、とにかくガンガン行きましょう!
5合目の大滝の頭まで来ると、だいぶ雪の量が多くなってきた。
ここまで来る間に、降りてきた人がいたので、この先の雪の状況を訊ねてみた。
「頂上までアイゼン無しで行けます。2カ所ほど注意が必要」
とのコト。
5合目のちょっと先から、森林限界を抜ける辺りまで完全な雪道になった。
今回、夏靴のトレッキングシューズに、簡易スノースパイクって夏の雪渓歩きの装備で登っている。
まぁ、雪はジャバジャバでもなく、かといってズボズボでもないので、それでも全く問題なし!
森林限界に出ると、夏道が露出していたので夏道を登る事に。
アイゼン着用なら残雪の上を行った方が楽だけどね。
小仙丈への急斜面、、、
2箇所の注意地点のひとつ目だね。
登りはトレースを行けば大丈夫でしょう!
ここで、12本爪のアイゼンを装着している30代の男性を追い抜きます。
一緒のバスで来た人みたいだね。
つうコトで、小仙丈に到着~!
バックには甲斐駒!
北沢峠から約2時間ちょっとです。。。
ちょっとシンドイけど、、、
この景色を見たらテンションMAXだよね~!
行こう!
2カ所目の注意地点が見えてきた。
厳冬期も結構シンドイ登りなんだよね。
と、その前に、夏道が露出しているところを歩いていると!
ライチョウ君が!
おっ、なんだか久しぶりな感じだね!
もうね、行く方へ、行く方へ逃げていくもんだから、追っ掛けっこになっちゃってる。
最後は稜線の向こう側からひょっこり顔をだして、逃げ切った顔でこっちを見てたよ。
かわいいヤツだね(^^)
ライチョウとの戯れの後は、雪との戯れが待ってます。
まぁ、大丈夫だと思うけど、トレッキングシューズで登る斜面じゃあないな(;´・ω・)
登りきってしまえば平和な稜線歩きになる。
山頂が見えてきました!
あとちょっと!
歌宿から4時間10分、仙丈ケ岳山頂に到着!
いや~!この景色!
最高!
大好きなんですよ!
甲斐駒に、先週登った八ヶ岳!
どちらも今日はバッチリだね!
風もほとんどなくて、素晴らしい!
北岳、間ノ岳!
富士山はガスの中です。
農鳥、塩見もバッチリです(^_^)/♪
稜線を先ほど追い抜いたヒトが登ってきます!
登って来た男性が写真を撮ってくれました!
北岳バックにも!
なかなか、写真を撮ってもらう機会がないので、このアングルは新鮮です!
ソロのわりには気さくな感じのヒトで、下りは丹渓新道をいくとのこと。
ちょっと行ってみたい気もしたけど、丹渓新道は夏にも通ったことがないので素直に来た道を戻ることにします。
仙丈小屋。
諏訪方面はスッキリ見えているけど、北はガスってるね。
去年歩いた仙塩尾根の入口。
一年も経っていないのに、何だか懐かしい。
あぁ、やっぱり名残惜しいなぁ~!
それじゃ降りますか!
その前に、
念の為、担いできた冬靴(^^;;
コイツも1シーズンでだいぶ色褪せてイイ感じになったな。
一応、証拠写真ってコトで…
帰路につづく!