2017 夏 南アルプス南部縦走 4日目 下山

お盆休みの8月11日から14日にかけて、南アルプス南部を縦走してきました。

その4日目です。






もう後は山を下りるだけなので、朝はのんびり寝ていました。

と言うか、昨日の縦走の疲れと、飲み過ぎで泥のように眠っていただけなんだけどね。

人の声で目を覚まし、テントの外を見ると、入れ代わり立ち代わり人がやってくる。

まぁ、一応ここは「展望台」ってコトになってますんで、、、

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特選野菜のカレー(粗挽きソーセージ入り)&ほうれん草の味噌汁でブレックファーストね!

昨夜も飲んでいる最中は土砂降りの雨だったので、

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やっぱりテントのフロアは浸水してます。

これね、結露じゃないんだ。

シングルウォールテントは、フライが無いじゃん。

だから「ひさし」が無いんで、降った雨は壁を伝ってテントの下に回り込む。

そして、回り込んだ雨は、フロアとグランドシートの間に入り込んでしまうんだ。

そうなると、雨水を保持した層が出来たままになるから、体重で圧力がかかる所から浸水してくる。

X-trek 素材は防水でも、フロアは単なるナイロンなので、こんな感じで浸水するので、ご参考までに!

ま、ダブルであっても、土砂降りになれば色んな所から浸水するんで、どっちみち同じだけどね。


で、腹いっぱいになるころには、ほとんどのヒトが出発してしまって、小屋周辺は静かになった。

近くに三角点があるってコトなので、話のタネに見に行ってみましょ!

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うん、なかなか雰囲気がイイ道だね!

あっと言う間に、

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三角点です。

三角点自体にそれほど興味は無いし、もちろん三角点タッチとかの儀式はしませんよ~。

それより来て良かったのが、

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富士山が見える!

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おお!聖がバッチリ見える!

兎、小兎も!

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赤石もキレイに見えてるよ!

百閒洞まで行くべきだったか?

まぁ、いいや!


時間はたっぷりあるので、濡れたテントを乾かしてこ。

テントが粗方乾いたころには、辺りはガスガスに。

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やっぱり、今日も晴れ間は朝の2時間ほどでした。

んじゃ下りますか。

午前8時過ぎになって下山開始です!

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赤石山脈って言うくらいだから、登山道は赤い石です!

雨で濡れているので、足元注意ってコトで!

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でけえベニテングダケ!

傘が夏ミカンくらいの大きさだよ!

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湿度100%だからね。

なんだか、キノコがやたら生えてる。

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綺麗なオレンジ色ヤツとかね。

うぉ!

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タマゴダケじゃん!

持って帰ろうか悩んだが、ちょっとの量じゃねぇ~

と、もう目がキノコモードに突入ですよ!


すわっ!!


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マイタケじゃ~ん!

思わず椅子から立ち上がり、スタンディングオベーションですよ!

んが、冷静になって良く見てみると、もう食べ頃はとっくに過ぎている…

あと1週間早ければ…


キノコウォッチングを楽しみながら2時間半ほどで、東俣林道に降りてきました。
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下りてきたね~!

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林道は、行き程ではないけれど、やっぱり暑い。

では、臨時駐車場までの長い、長い道のりを歩いて行きますか!

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牛首峠からみた赤石はすっかり雲の中ですね。

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赤石ダムはそんなに濁ってないね。

赤石トンネルへ、、、
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トンネルの中は風の通り道になっていて、とっても涼しいです(^^♪

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上河内も雲の中だね。

じゃ、ここで昼にしましょ!

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チキンカレーと焙煎ごまスープです。

ご飯は朝炊いて、のりたまご飯にしておいたものです。

そのまま食うつもりだったけど、1日分の食料が余っていたのでカレーにしたわけ。


腹いっぱいになったら、出発しましょ!

トレッキングシューズは脱いで、島ぞうりで歩くことにしたよ。

身軽になったね!

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中ノ宿吊り橋が見えてきました。

だけど、見えてから30分以上は歩きます。

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ここで休憩。

歩き出すと、
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畑薙橋を渡り左岸に。

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いや~、歩いているね!

最凶吊り橋の畑薙大吊橋まで来れば、あとちょっと。

の筈なんだけど、今回は沼平ゲートではなく、その下の臨時駐車場まで行かなきゃなんない。

まだ40分+1時間あるよ…

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畑薙湖は、先週の台風や連日の雨のせいで茶色く濁っている。

と、湖を眺めながら歩いていると、すぐ横に車の気配。

井川観光協会の送迎車が止まってくれた!

「どこまで?」と、いかにも田舎のオッちゃんらしいぶっきらぼうな感じで聞いて来たので、

「下の臨時駐車場」って答える。

「乗ってけ!」

お~、ありがとう(*´з`)

沼平までなら歩いちゃおうと思うけど、まだ1時間以上あるじゃん。

もう蒸し暑い中歩くのはウンザリ気味だったんだ。

良かった、良かった!

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このイカしたハイエースで駐車場まで送ってくれました!

これにて無事終了です!

パチパチ!!


今回は、何度も書いているが、冬の悪沢のための下見山行でした。

ま、多くの人は冬山のために夏山を登るってコトは、あまりピンとこないと思います。

夏と冬じゃ違うじゃん!ってね。

でもね、夏に登るって大切な事なんだよ。

一番重要なのは、ルートを頭に入れるってことね!

もちろん実際の山行には、地形図もGPSも持っては行くけど、何よりも大切なのは記憶なんだ。

自分が今どこにいて、避難小屋まではあとどれくらいなのか、それが感覚として頭に入っているのが冬山の単独行ではとっても重要なんだ。

今年の正月の聖も、東尾根ルートを使わず、茶臼~聖平ルートを使ったのは、何度も登ってすべての行程が頭に入っていたからなんだ。

だから、出来ればまだ何回か登りたい気持ちはある。


実際の山行では、アプローチに千枚尾根を使うことになると思う。

でも、100%の決め打ちではない。

もしもの事を考えて、マンノー尾根や、伝付峠越も選択肢の一部として考えている。

と言うのも、山は何が起こるか分からない。

去年の暮みたいに、登山口の遥か下流で道が崩落してしまうことも無くはない。

そんな時に臨機応変に動けるように色々見てきたってワケよ!


ま、一人だし、予定は状況に応じて変えて行けばイイ。

今までもそうしてきたわけだから。

う~ん、今から楽しみです!

ホント良い山行でした!


短い夏休みは終わってしまったけど、9月は2回連休があるのでテン泊出来たら最高だな!


楽しみです!






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Commented by campanula2015 at 2017-08-20 20:59
>多くの人は冬山のために夏山を登るってコトは、あまりピンとこないと思います。

いえいえ、そんなことはないですよ。
自分は本格的な冬山はやりませんが、夏に下見に行くということは山を始めたばかりのころ師匠から散々聞かされました。
自分ひとりで行くのなら、雪遊び程度の山でも夏に下見に行ってこいとも。
ま、「山は学びの場」と考える人でしたから、ね。
本チャンの記事を読むのが今から楽しみです。
Commented by weekend-mountain at 2017-08-20 21:30
> campanula2015さん
こんばんは!コメントありがとうございます(^_^)/
良い師匠に山の知識を得たのは、得難い財産だと思いますよ。今は経験を積むよりもネットでの情報の収集力が重要視されますよね。ですが、ワタクシは…、、、

まだまだ先の話ですけど、笑いながら楽しんでもらえれば幸いです(*´▽`*)
by weekend-mountain | 2017-08-19 21:19 | 南アルプス | Trackback | Comments(2)