12月30日から、1月3日にかけて南アルプスの悪沢岳(3,141m)にチャレンジしてきました。
その4日目です。
もうね、4日目になると大した話はないので、読みたいヒトだけ読んでちょうだいな!
よろしく~!
4日目、それではいきましょう!
結局、良く眠れないまま朝を迎えた。
夢を見ていたのか、考え事をしていたのか良く判らない薄い眠りだった。
それでも、だいぶ疲れは取れた気がする。
のんびりと炊飯開始です。
ソロの男性は夜明け頃に悪沢に向け出発していきました。
小屋の中はガソリンストーブの燃焼音だけが響き渡っている。
朝食はキーマカレーです(^^)
美味い!
食後は、パッキングを済ませ、2日間お世話になった山小屋を掃除です。
ありがとう!
とても快適な2日間でした!
朝から富士山きれいだね~!
寒気が入っているので、空がパキパキに青い。
天気はすこぶる良い!
でも、風は強いね!
今日はソロの男性が一人登ってるだけ。
無事に戻ってきてよ~!
さぁ、オレは下りよう。
木漏れ日の差し込む美しい森の中をのんびりと下っていきます(^^)
柔らかい雪は下るのには本当に楽ちんです!
30分ほどで駒鳥池まで戻ってきました。
行きの3分の1の時間です!
あぁ、美しい!
甘酒で休憩ね!
森永のフリーズドライのやつね。
冬の定番です(^^)
展望台まで来ると、、、
赤石岳が美しいね~!
悪沢もキレイに見えてます。
あの稜線を右から左に登っていたんだね~!
核心部は一番右の千枚と、次のピークの丸山とのコルの部分です。
展望台からは林道上に出られる。
林道のトレース跡は、おそらくテン泊2人と山小屋で一緒だった3人組のだろう。
ま、でも林道を下ってもつまらないし、せっかくだから清水平までは登山道を行きましょう。
うん、木漏れ日の林を歩く方が気持ち良いね!
ゆっくり行こう(^^♪
清水平の水場に到着です。
この冷え込みで、流水の周りに氷柱が出来ていしまっている。
じき凍りついてしまうのかな。
で、林道にデポっておいた酒を回収です!
ここで休憩していると、ソロの男性が下りてきた。
あぁ、無事で何より!
悪沢は最高だったとのコト。
登りは例のトラバースを使わずに稜線通しで登ったらしい。
今日のうちに畑薙ダムまで行くらしく、風のように駆け抜けていきました(^^)ノシ
林道に出てしまえば、もうお散歩ですね!
登山道の合流点を過ぎ、、
小石下でデポっておいたトレッキングシューズに履き替えです。
これで、15%スピードアップ(当社比)です(*´з`)
再び、登山道との合流点を過ぎ、、
ズイ~っと下って、、、
木賊橋まで降りてきました!
で、東俣林道に瞬間移動完了です!
この時点で、午後2時。
真っ暗になってしまうが、今日のうちに沼平の駐車場まで戻ることは可能だ。
でも、食料はまだあと1日分はあるし、酒もある。
椹島なら1時間で着ける。
とは言え、時間が中途半端だし、椹島は何となく気が向かないし。。。
んじゃ、二軒小屋に行きますか~!
二軒小屋のアイデアは、昨夜ソロの男性と話していた中で出てきたんだ。
やっぱ、そうしよう!
二軒小屋に向かうにつれて、アイスバーンの比率が高くなっていく。
もう、何のために自転車を押しているのか分からなくなってきた。
沢の水も見事な氷瀑になってる。
とにかく寒いね。。
中間の車屋沢橋を通過。
二軒小屋が見えてきました!
木賊橋から1時間半ほどで到着です。
恐らく昭和30年代頃に建てられたこの小汚い、いや失礼、レトロな佇まいの小屋が冬季小屋です。
きしむ引き戸をガタガタと開けると、奥のもう一つの引き戸の奥から「は~い」って男性の声!
え?住人?小屋番?誰かんち?
出てきたのは、50代後半くらいのソロの男性。
畳の上に荷物をバ~っと広げ、ちゃぶ台の上で何やら調理中(^^;;
山登りの体(てい)で来てるけど、完全に住んじゃってるね、これは…
水場の位置を教えてもらい、夕飯の準備に取り掛かります。
小屋は入り口から手前の部屋が炊事場で、その奥が土間のある居間になっている。
古い山小屋に良くある土間を挟んで両側に畳があるタイプ。
中の男性はその居間で調理しちゃってる。。
まぁ、あまり関わるのも得策ではないので、オイラは大人しく炊事場で調理です。
今夜の鍋は「豚骨しょうゆ味」です!
美味い!
夕飯を終え、後片付けをして居間に戻ると、まだ5時半だというのに男性は寝ている…
仕方ないので、部屋の隅に場所を変えて、ヘッデンつけて細々と晩酌開始(^^;;
なんだか、肩身が狭いな~。。。
ぐび、、
ぐび、
酔っぱらったので、寝ます。。。
オヤスミ~!
💤
5日目に続く