今日は久しぶりに山に登ってきました(^^♪
向かったのは、山梨県にある毛無山(1946m)です。
山登りは正月に悪沢岳に登って以来だから、実に4か月振りです(^▽^;)
今さら説明はしませんが、その間色々ありまして、山に行けない身体になってしまったからさ。
だけど、前の投稿にあるように、ザックじゃなきゃ登れるじゃん!って思ったわけね!
行こう!そうしよう!
ってコトで久しぶりに、行きましょ~う!
って、いきなり冬期ゲート開いてないじゃん…
つうか、もう春真っ盛りじゃん…
でもさ、行政の怠慢を恨んでも始まらない…
しゃあない、登山口まで歩こ!
他に1台車があったので、先行者がいるみたい。
山は新緑に溢れていて、林道歩きも実に気持ちが良い!
これだけでも来た甲斐があるってモンです!
振り返ると、真っ白な南アルプスの稜線が!
イマイチどこなのか判別できません。
ま、上に行けば分かるでしょ!
1時間ほどで登山口に到着です。
いよいよ山登り開始です!
出だしは鬱蒼とした植樹林の中を登って行きます。
初めはスギで、だんだんとヒノキに替わって行く。
オレさ、ヒノキ花粉症なんだけど、今年は薬で上手く抑えられているのでヒノキ林も全然平気です(*^^)v
良かった、良かった!
1時間ほどで休憩ベンチまで来ました。
南アルプスを眺めながら、ミスターイトウのバタークッキーミニで「もぐもぐタイム」です。
そだね~!
もはや古いか…
再び歩き出して、山の神まで来ると見えている山が何かわかりました。
左から、上河内岳、ホントにチョコッと聖岳、大きな赤石岳、正月に登った悪沢岳です!
林道から見えていたのは悪沢だったんだね!
金山跡まで来ましたよ!
ここで約半分です。
途中で先行者の30代くらいの男性を追い抜きました。
女郎小屋跡やら、
大名屋敷跡などの横を通り過ぎていきます。
帰りにゆっくり見ていくコトにして先に進みます。
水場もあるよ!
2時間ほどで地蔵峠に到着です。
ここからは朝霧高原から上がって来たハイカーがわんさかと合流するんだ。
今までの静寂から、一気に夏の低山の雰囲気に変わっていく。
地蔵峠から結構な急登です。
まぁ、荷物も軽いんで、何人か追い越しながら行きます。
とは言え久しぶりの山なんで、結構シンドイ(;´・ω・)フウ
それに暑い…
つうコトで、登山口から3時間ほどで、山頂に到着です!
時刻は11時半です。
昼にはちょうどイイ!
証拠写真はイイよね。
富士山を見ながら、じゃがベーコンを頂きます!
最高です!
特等席を2人のハイカーが占拠してますね(;^ω^)
続いてあんパンね!
ゲートから4時間、いままでなら物足りないくらいだったけど、久々でホントしんどかった(^▽^;)
はぁ~、それにしても低山ハイクは平和でイイね~!
12時過ぎて山頂にいても全く不安にならないからね~(*'▽')
ま、でものんびり下りますか!
行きでも気になってたんだけど、「北アルプス展望台」って!
北がこっから見えんの???
上がってみると、、、
南じゃ~ん!
とは言え、絶景だね!
左端の木のギリギリに見えているのが、愛すべき茶臼、で上河内、山頂だけ見えている聖、デカい赤石、荒川三山の中岳、悪沢、そんでもって千枚も見える!
行きたいなぁ~~~~~!
で、千枚からの塩見、農鳥、間ノ岳、北岳が見える。
仙丈はここからは見えないけど、甲斐駒、アサヨ峰が見えてるね!
八ヶ岳も!
あぁ、本当はあっち側に行きたかった。。
でも、この景色が見れて最高の気分だよ!
来て良かった(*´з`)~♪
水場で空になったペットボトルに水を汲んでいきます。
とても冷たくて、今日みたいに暑い日には抜群に美味い!
で、金山跡に行って、「七人塚」と言う、地形図にも「記念碑」マークがいくつか記されているところを散策。
案内板にも10基はあると書かれている。
いくら探しても無い…
あっ!あった!
辛うじて1つだけ発見!
江戸時代のものらしい。
坑道跡を見るも、ガッツリ崩落していて坑口は無くなってます…
ごく最近のようだね。
これらの遺跡にはこんな感じで看板が出されているんだけど、実はここに至る道が無いんだ。
オレは登山道から外れて入って来たってワケ。
看板には平成25年って書かれているけど、道の整備が5年も滞っているのかな。
辺りが最近伐採されたようなので、今年から登山道整備をするみたいね。
でも、わざわざ見に来るような場所じゃないよな。。。
再び植樹林帯にダイブです。
ここまで戻ってくればあと少し。
山頂から2時間ほどで無事戻ってきました!
それにしても暑い(;´・ω・)フウ
この辺りも過去に大規模伐採があったんだろうね。
伐採後の萌芽が大木になった「山親父」があちこちに生えています。
これはカツラの山親父ね!
輪になって生えてるでしょ!
ネズミがかじったオニグルミ。
この林道にはクルミが本当にたくさん生えている。
中にはヒメグルミも交じっているだろうから、秋になったら探しにくるかな!
ところで、クルミの木ってどんなのかと言うと、、、
こんな感じです。
すっとした感じの枝の先端に大きな葉が付いている感じです。
これはまだ葉が出始めたばかりなんだけど、夏までにはもっと大きく広がります。
木の感じはウルシに似ている。
因みにウルシは触るとひどい目に会うんで、クルミと見分けの付かない人は気を付けてね!
法面にはびっしりと木苺が!
この3~4倍の株があった(*´Д`)
これも時期になれば食べ放題だね~!
これはいいもん見つけたぜ!
つうコトで、ゲートに戻ってきました!
7時間の旅でした!
何とか、鎖骨の手術から4週間で山に戻ってこられた。
今回なぜ毛無山を選んだかというと、6年前に山登りを再開したときに最初に登った山だったからなんだ。
じゃあ、そもそも再開の時に毛無山だったかと言うと、いままで何度も登った山だったからなんだ。
と言うのも、この登山口の下の方に「下部温泉」という小さな町がある。
かつてそこで、今は無きオレの祖母が温泉旅館をやってたんだ。
物心ついたころから遊びに来ていたし、小学生の間は家の事情でその祖母のところに預けられたりしてたんだ。
いわゆる、がばいばあちゃんってとこかな。
なので、ふるさとの無いオレには、ここがふるさとの山なんだ。
もう毛無山は今回を合わせて10回くらい登ってんのかな。
20代の頃は、温泉街から歩いて登ってた。
123Rとパーコレーターを持って登って、山頂で雪を溶かしてコーヒー飲んだりしてたんだ。
良き思い出です!
だから、またこの山から山登りを再開出来て良かったと思う。
もちろん、かなりの制約があるのは理解している。
で、気が早いけど、次の正月山行も諦めてはいない。
絶対3,000m峰の頂に上がる。
そのための第一歩が今日の山行なのです。
ま、殆どのヒトは、この記事を読んで呆れ返っていると思いますが(;^ω^)
イイんです!
あっ、「いつかこの人、山で死ぬタイプだな!」って思ったアナタ!
大丈夫ですよ(^^♪
条件が悪ければ山頂が狙えるところでも降りてくるタイプなので。
これからは山行の投稿を再開していきますんで、よろしくね~!
(^^♪