週末は山にいます

takenoyama.exblog.jp
ブログトップ

<   2015年 11月 ( 11 )   > この月の画像一覧


2015年 11月 29日

151129 空木岳

今日は空木岳に登ってきた!

先週の鳳凰三山(コチラ→その1その2)の「夏山」から、一気に「冬山」に突入です!


先週はずっと雪の降り方をチェックしていたんだ。

北アルプスは論外として、南アルプス、八ヶ岳、中央アルプスでは、冬型になるとどれも少なからず影響を受けるんだけど、中でも中央アルプスは冬型の影響を受けやすく、先週のように卓越風が西寄りの場合直接雪雲が流れ込んでくるようだ。

先週の予定では茶臼岳、上河内岳の予定でいたが、南アルプスは冬型よりむしろ低気圧性の降雪でどっさり降るからね。

行くんなら、中央でしょ!

ってコトは空木岳?

イエス!


そして今回の最大のミッションは、新たに導入した冬装備のチェックです!


それでは行きましょう!
e0338862_21063417.jpg
スタートは4時15分、登ってしばらく行くとようやく日の出。

今まで何度、山で夜明けを迎えたんだろう。


前日は前のりで、林道でゲリラテン泊。

標高は1,500mもあるので、当然氷点下。

もうテン泊が楽しい時期ではないんだけど、ナンガ オーロラ 900DX改(→コチラ)のテストにはうってつけです!

結果は…

もうね、氷点下5度くらいじゃ、寝汗かくよ(^_^;;

e0338862_21365800.jpg
痩せ尾根の入口まで来ました。

もうこの時点では、新しい冬靴のスポルティバ ネパール EVO(→コチラ)を履いてます。

登り始めは雪が無かったので、夏靴(→コチラ)を履いて、冬靴は背負って行きました。

で、途中で履き替えたんです。

そん時に、靴下をファイントラック(→コチラ)に履き替えるつもりが、、、

良くある事です…

インナーを片方、車に忘れて来ました(;_;)

よって、ファイントラックのテストは次回以降に!

e0338862_21504157.jpg
このコースの唯一の核心部の大地獄に来ました!

といっても、鎖があるので特に問題ありません。

雪がある方が安心出来るのは何故?

e0338862_21491398.jpg
迷い尾根まで来ました。

ここから先は特に見るべきものはありません。

e0338862_21543812.jpg
空木平避難小屋の分岐まで来ました!

e0338862_21503175.jpg
目指す頂上が見えました!

e0338862_21563067.jpg
さあ、スノーシュー(→コチラ)を装着です!

スノーシュー、素晴らしいね!

魔法のように歩ける、ってワケじゃない。

でも、ツボ足なら膝まで埋まるところが脛まで、脛まで埋まるところがくるぶしまで済む。

すいすい歩けるので、ついつい飛ばし過ぎて汗だくになる。

スノーシュー履いて、ゆっくり歩く方法がわかりません…

e0338862_22040735.jpg
だんだんと頂上に近づいて来ました。

でも、飛ばし過ぎでヘロヘロ…

e0338862_22061140.jpg
あぁ、樹氷がキレイ!

e0338862_22065527.jpg
空には幻日が!

久しぶりに見たな(^O^)

e0338862_22082259.jpg
こんな感じで太陽の両側に出ます!

e0338862_22095315.jpg
頂上に到着です!

ピッケルなんぞ持ってますが、これは雰囲気です(^_^)

スノーシューでそのまま頂上に上がれそうだったんだけど、靴とアイゼンの相性を見たかったのと、ピッケルも使ってみたかったので…

e0338862_22123882.jpg
シルバーウィークに歩いた道(コチラ→その1その2その3

e0338862_22171886.jpg
南駒ヶ岳です。

e0338862_22155022.jpg
木曽駒方面。

e0338862_22150089.jpg
来年は行こう!

e0338862_22183516.jpg
南アルプス北部。

左から、鋸岳、甲斐駒、仙丈、北岳、間ノ岳、農鳥岳。

e0338862_22200024.jpg
南アルプス南部。

塩見、潮見の隣に富士山、悪沢、赤石、聖、上河内、茶臼。

どれも大好きな南アルプスの山々(^_^)/

待ってろよ~!
e0338862_22221333.jpg
頂上は風が強く標識にはエビの尻尾がびっしり!

e0338862_22242790.jpg
奇石群も砂糖を振りかけられたお菓子のようになってます。
e0338862_22225991.jpg
頂上にある石もすごいコトになってる!

名残惜しいけど降りますか!

e0338862_22263118.jpg
本当に景色が良い!

下るだけ下って、夏靴がデポしてある水場まで!


今シーズン用に新規導入した冬装備のうち、最も重要な装備である冬靴ですが!

はっきり言って、スポルティバ ネパール EVO、最高です!

もう、オーダーメイド靴じゃないかってくらいジャストフィット!



e0338862_22285520.jpg
でも、夏靴に履き替えると一安心!


今回、手に入れた冬装備を山に持ち込んでチェックしたみた。

どれも期待通りの性能で非常に満足でした!


特に、冬靴は、今までモンベルのアルパインクルーザー3000で、非常に辛い思いをしてきたので喜びはひとしおです!


e0338862_22421559.jpg
登山口まで戻って来ました。

でも、終了ではありません。

去年までは、林道が崩落していたため途中で、通行止めでした。

登山口まで車で行けないと思っていたら、行けるのね…


なので、もう一頑張りです!

e0338862_22441364.jpg
出発から11時間。

今回も結局ガッツリ系でした。


冬山シーズン到来ってコトで気分はイイです!

これからは本当に山を愛する人たちだけの世界です!




もし、あなたも山好きを自称するなら、冬山にいらっしゃ~い!



決して勧めはしませんけど(爆)




[PR]

by weekend-mountain | 2015-11-29 23:04 | 中央アルプス | Trackback | Comments(4)
2015年 11月 24日

151121-22 鳳凰三山 その2

三連休のうち土日(11月21日、22日)の2日間にかけて、鳳凰三山に行ってきました!


その1はコチラ→151121-22 鳳凰三山 その1

その1では、14時でタイムアップしたところで終わりました。

e0338862_20242230.jpg
で、しばし考える。

コースタイムで40分。

飛ばせば20分だ!


行きましょう!


冬山ならタイムオーバーでの続行はNG。

でも夏山だしね!

もっと言えば冬山なら、時間内に目的地まで行けないと分かった時点で引き返す。

コルまで降りたりしない。

e0338862_20353437.jpg
ハイ!、地蔵岳に到着!

スタートから8時間で、ヘロヘロ…


もう、しんどいのと時間切れで、ココで終了!

後ろに見えているオベリスクには行きません。

また来ればイイからね!

e0338862_20595731.jpg
お地蔵さんたちにさよなら!

甲斐駒にもね!

e0338862_20440751.jpg
さあ、戻ろう!


地蔵から、赤抜沢ノ頭に上がり、再びコルまで下降。

日の光が傾き始めています。

この時期の夕暮れはかなり早い!



すると、観音岳から降りてくる人たちが!

あれっ、登りでデッドヒートを繰り広げた4人組の女性たちじゃん!

すげ~な、やっぱ体力あんだな!

空身ってコトは薬師小屋泊ね。

それにしても凄いよ!


すれ違う時に、一人の女性から「薬師小屋に戻るんですか?」と尋ねられる。

「いいや、南室小屋です(南御室小屋の言い間違い)」

「凄いですね!」

「それより、明るいうちに着ければイイんだけどね」



「それじゃあ気をつけて!」

などと言葉を交わし、観音岳に急ぎます!


e0338862_20565509.jpg
だんだんと日陰が多くなってきた(汗)
e0338862_20423023.jpg
ヤバイな、急ぎ過ぎてかなり汗かいてしまった。

e0338862_21024082.jpg
観音岳に戻ってきた!

e0338862_21034724.jpg
あぁ、富士山キレイだ~!

e0338862_21043200.jpg
北岳に白く見えているのは雪なのかな?

e0338862_21054055.jpg
何とか薬師岳に戻ってきた!

鳳凰三山の往復縦走完了!

く~っ!

e0338862_21081705.jpg
あっと言う間に暗くなってきたよ!

樹林帯に入ったら、極力薄着になって汗で濡れたインナーを着干ししながら下ります!

コレもテクニックの一つです!


そんなこんなでテン場に到着!

スタートから10時間、1日目の行程終了!

e0338862_21125852.jpg
先ずはビールです!

小屋で買えるのは分かっていたが、営業終了直前なので、万が一を考えて350ml缶を2本担いできました!

最高に美味い!

e0338862_21180085.jpg
さて、飯を炊きますかね!

まったりタイム!

ぶら下がっているの、ブラックダイヤモンド モジというLEDランタンです。

2個持ってきたよ!

明るさ倍増!

e0338862_21195112.jpg
いただきま~す!

ガッツリ食ってるようですが、こんなもんじゃ終わりません。

もう1回戦炒めて食べました!

山では燃費悪いね(^_^;;


e0338862_21214408.jpg
お腹一杯になったら、テントに入って晩酌です!

それにしても新しいテントのマウンテンダックス・ヌプカ良いわ!

快適すぎる!

来年の夏山のメインテントはネプカで決まりだね!


ってコトでおやすみ~!



翌朝は他のテン泊者が早朝から支度している音を聞きながら、ゆっくり6時まで寝てました!

のんびり食事を済ませ、8時出発です!

e0338862_21244622.jpg
今回のテン場の南御室小屋。

手作り感ありありの山小屋で、とっても雰囲気はイイです。

発電機が回っていないので、とても静か。

冬に向けて、小屋仕舞いの準備が進められていました。



さぁ、今日は下るだけ!

のんびり行きましょうかね!


e0338862_21274431.jpg
小屋を出てすぐの場所。

上も下も雲だね!

でも、頂上付近は一応抜けているのかな。

やっぱり、昨日のうちに登っておいて良かった(^_^)


e0338862_21292672.jpg
サルの看板。

大門沢小屋、戸台川の営林署跡にもあったはず。

e0338862_21365322.jpg
下るだけなので、行きにスルーした辻山に寄って行きましょう!


e0338862_21395154.jpg
山頂は展望が無く、ぽつんと三角点があるだけ。

もちろん三角点タッチとか変な儀式はしませんよ!


ちょっと行くと展望が!

e0338862_21421493.jpg
昨日登った鳳凰三山!

南アルプスらしく、どっしりしてるね!

森林限界はほんのちょっと。

それがイイんです!それが!

e0338862_21434218.jpg
北岳と間ノ岳

e0338862_21441274.jpg
農鳥岳と、この間歩いた白峰南嶺

あぁ、愛すべき南アルプスの山々!

やっぱり南アルプスが好きだ!


e0338862_21462450.jpg
富士山には吊るし雲が掛かっている。

天気は下り坂なんだね。


e0338862_21471847.jpg
苺平に戻ってきました。


e0338862_21480713.jpg
少し日差しが差し込んできた。

e0338862_21484143.jpg
でもガスの中に突入…

そうこうしながら、夜叉神峠まで戻ってきた!


e0338862_21494778.jpg
夜叉神峠から見る白峰三山はすっかりガスで隠されてしまった。

ここで、例の女性4人組みに追いつかれる。

「暗くなる前に小屋に着けました?」

などと心配してくれていたようだ。

ありがたいね!


ここで、ウサギさんたちに先行を許します。

えぇ、もう急いでも仕方ないもんね!


e0338862_21532449.jpg
あと1時間もすれば登山口だけどさ、駐車場で食べても味気ないじゃん!

夜叉神峠で山ラーです!


マルタイ棒ラーメンにチゲスープを投入!

美味いわ、この組み合わせ!


お腹一杯になったらのんびり下りましたよ!



このところ天気が悪くて、なんだか季節の進み具合も変だよね。

山に行きたくても行けない日々が続いたので、上手く天気を読んで登れてとても満足です!

次の週末には南アルプスは積雪状態になるのかな。

冬装備のチェックをしたいので、降って欲しいところです。

降れば次の週末は茶臼、上河内かな!



今年最後の夏山はハードながら素敵な山行になりました!


楽しかった!


やっぱ、南アルプス最高~~~~~~~~~~!



[PR]

by weekend-mountain | 2015-11-24 22:18 | 南アルプス | Trackback | Comments(2)
2015年 11月 23日

151121-22 鳳凰三山 その1

三連休のうち土日(11月21日、22日)の2日間にかけて、鳳凰三山に行ってきました!


久しぶりに天気が良さそうだったので、最後の夏山(無積雪)を狙って、最近手に入れた新しいテントを担いでね!


以前、鳳凰三山に登った時は、青木鉱泉からドンドコ沢を上がって、地蔵、観音、薬師、下りは中道という日帰り周回だった。

結構な急登で、確か11時間以上掛かったと思う。

そのときの山行で出会った人が、夜叉神からのルートはしんどくないと言っていたのを思い出して、んじゃお気楽テン泊でいきますか!ってコトで決定!

しかし、お気楽のはずが、かなりのハード山行に(・・;)

それでは行きましょう!

e0338862_11075737.jpg
芦安からさらに林道を上がって、駐車場の端にある登山口からスタートです!


ここから先の広河原への林道は既に冬期閉鎖で、林道バスの運行も終了しています。

e0338862_11113937.jpg
登り始めてから程なくして日の出です。

太陽の光は夏ほど力強くはないけど、柔らかな気持ちにさせてくれるねぇ!

e0338862_11135571.jpg
登山道はミズナラ、ハンノキの落ち葉に埋め尽くされてる。

落ち葉を踏む感触がとても心地良い(^_^)

e0338862_11342548.jpg
地元中学校の生徒たちが設置した看板がそこかしこにある。

それぞれ個性的で微笑ましいのだが、中でもこのやる気の無い文字と送り仮名を間違えた看板は笑えます!


e0338862_11161947.jpg
夜叉神峠への分岐までくれば、峠はすぐそこ。

e0338862_11172308.jpg
ハイ!夜叉神峠に到着!

白峰三山がドーンと!

あぁ、素晴らしい!



これから先は樹林帯の高度稼ぎが続きます。

e0338862_11201342.jpg
とは言え、急登は殆ど無く、気持ちの良い山歩き!

汗をかかないように、ゆっくり、ゆっくりね!


途中で4人の女性グループに追い付き、追い越します。

しばらくすると、その4人組は凄まじい勢いで、抜き返して、あっという間に見えなくなった。


すげえ体力だな!

と思いながら登って行くと、少し先で4人は休んでいる。


再び追い越すと、しばらくしてまた4人に抜かされ、その先で休んでいる4人を追い越す、この繰り返し…

まったく、ウサギとカメだな(^_^;;


この状態がしばらく続くが、おとぎ話と同様に結局はカメが先行するんですけどね。

e0338862_11220608.jpg
次のランドマークの杖立峠まで来ました。

e0338862_11295002.jpg
木々の間からは富士山が!

e0338862_11305672.jpg
杖立峠と苺平の中間点にあるケルン。

e0338862_11321090.jpg
白峰三山を眺めながら、最初の大休止です!


4人のウサギさんが追いついて来ました。

入れ替わりで出発しますか!

e0338862_11384408.jpg
苺平。

ココまでくれば、今日のテン場の南御室小屋はすぐです!

e0338862_11411983.jpg
今回はお行儀良くちゃんとテン場に張りましたよ~!

新しいテント!

マウンテンダックス ヌプカ-2!(→コチラ


手前の灰色の線はテン場の物干し紐です。


テン場までおよそ5時間半の道のり。


ゆっくり登ってきたが、3週間ぶりの山登り…

結構身体にキていて、テント張ってる最中に足が攣りそうなってコサックダンス状態に(^_^;;


テントを張り終えたら、空身で鳳凰三山縦走に出発!

地蔵岳までのピストンなので、カッパとビスケットと飲み物だけでOKです。

e0338862_11462845.jpg
小屋から1時間ほどで森林限界!


e0338862_11461099.jpg
出ました!

ん~っ、気持イイ~!


砂払岳山頂です!
e0338862_11561904.jpg
大きな岩の上に上がると、これから向かう稜線が!

砂払岳山頂を過ぎると、

e0338862_11545104.jpg
薬師岳小屋です。

e0338862_11592356.jpg
空がキレイ!

それだけで十分幸せ!

e0338862_12002999.jpg
頂上に近づいて来たよ~!

e0338862_12011519.jpg
到着です!

一応、鳳凰のポーズってコトで(*´∀`*)

スタートから7時間、すっかり目がイッちゃってて怖いです…

e0338862_12254514.jpg
白峰三山が大迫力です!

e0338862_12262966.jpg
八ヶ岳も丸見え!

あぁ、まったく雪は無いねぇ。

e0338862_11552584.jpg
さぁ、お次は観音岳だ!


明るいうちにテン場に戻るためには、14時になった時点で引き返さなきゃなんない。


残り時間は45分!!


だんだん足が重くなってきたけど、とにかく急ごう!


e0338862_12165163.jpg
観音岳山頂に到着~!


表情に余裕は在りません…

e0338862_12175814.jpg
薬師岳からの道のりを振り返ると、富士山がドーンっと!

やっぱ雪少ないなぁ~!


観音岳まではあっと言う間なのよ、

観音岳までは。


しかし、


e0338862_12284352.jpg
地蔵までは200m程下って、さらに登り返しがあって、もう一回下ります(´Д`;)

行くのもしんどいが、コレをまた戻るんだよな…

まっ、行きますか!
e0338862_12195627.jpg
地蔵に近づいて来ました。

それにしても、やっぱり甲斐駒は鳳凰山から見てもでかいねぇ!


大分疲れてきてヘロヘロになってきたけど、一気に下りますよ!


しかし、、、

e0338862_12312320.jpg


下り切ったところで痛恨のタイムアップ…


14:00


健闘虚しく、時間切れです。


はぁ~っ…


お腹空いた…


行動食は食べ尽くしたし…





その2に続く

(コチラ→151121-22 鳳凰三山 その2

[PR]

by weekend-mountain | 2015-11-23 12:45 | 南アルプス | Trackback | Comments(0)
2015年 11月 15日

新しいテントの試し張り! マウンテンダックス ヌプカ2

e0338862_18313462.jpg

今日は午後から天気が回復して晴れたので、先日手に入れた新しいテント(コチラ→Mountain Dax Nupka2)の試し張りをした!

テントそのものの詳しいインプレは、他の個人ブログを検索すれば出てくるので、そちらを参照して下さい。

ココでは絶賛愛用中の、「モンベル ステラリッジ #2」との比較をしてみます。

ご参考までに!

e0338862_18391907.jpg
左が、モンベル ステラリッジの2型で、右がマウンテンダックス ヌプカ2です。

それぞれのテントの「長さ×幅×高さ」ですが、

ステラリッジが、210×130×105

ヌプカが、215×130×115

です。

つまり、ヌプカの方が長さで5センチ、高さで10センチ大きいという事です。

数値上は僅かな差です。

でも、実際に並べてみると、ヌプカの方が一回り大きくみえる。

いや、実際に大きい!

e0338862_18532329.jpg
ねっ!

e0338862_18534351.jpg
ほら、

e0338862_18540616.jpg
でかいでしょ!

e0338862_18574537.jpg
フライを張ってみた。

e0338862_18575495.jpg
占有面積もかなり違います。

狭いテン場では、ヌプカは実質的に2人用スペースは無理でしょうね。

同じ2人用でも、最小主義と、最大主義ですね!

ストイックとコンフォート!

両者の最大の違いは入口の方向です。

e0338862_19102111.jpg
ステラリッジは縦型テントなので、入口は短辺側にある。

e0338862_19125532.jpg
一方、ヌプカは横型テントなので、長辺側に入口がある。

どちらにも長所、短所があるが、出入りのしやすさは断然ヌプカの方だ。

ステラリッジは中腰から四つん這いで、もぐり込むようにテントに入る。

入るときはいいが、出るときは四つん這いから立ち上がるので、酔っ払ってたりすると大変(^_^;;

その点、ヌプカはテントへの一歩目が普通に立ったまま踏み込める。

で、屈んで入ればいいので楽!

出るときも楽!

e0338862_19212815.jpg
で、何よりヌプカの良さは横型テントの特権でもある、テントに居ながらにしての展望の良さがある。

ステラリッジのような縦型テントは、テント内から景色を楽しむのには基本的に無理がある。

それに日中は通気性の悪さから、テント内にいるのも辛い。

だからオレの場合、基本的に寝るまでは外にいる。

もちろん、それはそれで楽しいので、構わない。

でも、横型テントのテント内でまったりしてるヒトを見ると、なんとなくイイなぁ~って思っていた。

なるほどコレが横型テントの“まったり”なのね~!


横型テントの代表といえば、アライテントのトレックライズとプロモンテのVLシリーズですよね。

どちらのテントもフライのジッパーが前室の中央に付いている。

でも、ヌプカは外から見ると右側、内側から見ると左側に付いている。

e0338862_19364978.jpg
なので、内側から開けるときはジッパーにアクセスしやすい。

アライやプロモンテのように中央だと、一番遠くにジッパータブがあるので、半身をテントから出す必要があるが、ヌプカは手首を出すだけだ。

この辺は良く考えられている。


e0338862_19391884.jpg
本体の通気孔はメッシュになっている。

どのブログにも紹介は無かったが、この部分は閉じる事は出来ない構造です。

下のジッパーはフライの通気孔にアクセスするためのものです。


で、ヌプカの試し張りの寸評ですが、「かなりイイ」です!

テントを評価する際に、とかく重量が評価の中心になるよね。

それは仕方の無いことだとは思う。

軽ければ軽いほど良いのは至極最もなコト。

でも、道具は使い分けですからね!

のんびりツーリングにレーサーレプリカは必要ないのと同じこと。

長期の縦走や雪山なら迷わずステラリッジだよね!

北沢峠や広河原のようなテントを担がない山行ならヌプカで充分だと思う!


ライト&ファースト一点張りで、自ら楽しみを限定することも無い!


元々、ゲリラテン泊用に手に入れたヌプカだけど、山登りの楽しみの幅が広がりそう!

まぁ、もうテン泊を目的として楽しむ季節は終わりかけてはいるけど、次の週末はギリギリ行けそうなのかな?


いずれにせよ、手に入れて損はない代物です!

迷って、検索してこのブログに辿りついたアナタ!

そう、迷えるそこの子羊さん!

来シーズンが始まる前に確保しておいた方が後悔しないかもよ!


ヌプカ、イイよ~!



追記:デビュー戦はコチラ



※:追記その2

この記事をご覧の皆さまへ。

このテントは既に売却済みで、手元にありません。

新しく手に入れたテントは→コチラ です!


[PR]

by weekend-mountain | 2015-11-15 20:05 | 山の装備 | Trackback | Comments(0)
2015年 11月 14日

雨の週末

雨ですね。

せっかくの週末なのに雨です…


普通この時期の雨は、寒冷前線の通過で驟雨→冬型に移行→寒気の流入→日本海側や高い山では時雨れる、ってのが通常の天気パターン。

でも、この雨じゃ高い山でも雪なるかどうか…

冬への移行が遅れています。

どうなるんでしょう…


やる事もないので、ヌプカ用のペグにDIYで輪っかを付けた。

と言っても、追加で入手した手前の4本にね。

e0338862_20073701.jpg
ヌプカ(コチラ→Mountain Dax Nupka2)には8本のペグが標準装備として添付されている。

でも、8本じゃ足りないんだとさ。

フライを固定する4本分のペグが無いそうだ。

何で、伝聞推定なのかと言うと、未だ試し張りしていない…


ってコトで、赤のペグを追加で入手したんだ!



フライ固定用のロープは石で張ってもイイっちゃ、イイ。

その方が、混み合ったテン場で、他のハイカーに足を引っ掛けられなくて済むからね。

でも、常に石があるとも限らない。

緊急のビバークもある(アンタの場合、確信犯的にやってんでしょ!ってツッコミ無しです)。


いや~っ、アルマイトカラー好きには堪らないですよね!

いい発色!

e0338862_20271398.jpg
モンベルのステラリッジに付属のペグは同じく12本ですが、色気の無いアルミ地。


ん~っ、テン泊したい!



山に行けないので、部屋の片付け。

そしたら、夏の南アルプス南部縦走(コチラ→その1その2その3その4その5)で失くしたと思っていたモジが、ベットの下から出てきた。


e0338862_20322131.jpg
・Black Diamond moji ブラックダイヤモンド モジ×2

思いがけず2個体制に!

次のテン泊には2個持って行きますかね!

e0338862_20443573.jpg
オモチャ感が倍増です(^_^)


楽しさ倍増です!


気が早いけど、3連休は晴れて頂戴よ~!


雨はキライです。





[PR]

by weekend-mountain | 2015-11-14 20:51 | 日々のこと | Trackback | Comments(0)
2015年 11月 12日

冬への準備 その5 Hellas Mountain

e0338862_21590338.jpg
・エラス マウンテン

厳冬期用の手袋が届きました!

とにかくね、暖かい手袋が欲しかったんだ。

ん~、素敵!


前の記事(コチラ→冬への準備 その4)にも書いたが、冬山では手先、足先が冷えてしょうがない。

いま使っている冬用の手袋は、やっぱり我慢が必要な場面があるんだ。

冬山では急に寒さで指先が痛くなって、一気に感覚が無くなるときあるじゃん。

なんだか分からないけど、そうなると辛いし、不安になるし、出来れば避けたい。


ネットでの情報を頼りに調べていくと、コイツが抜群にイイらしい。

エベレストや多くの遠征隊に採用されているみたい。

全て受け売りですが…


真偽はともかく、試しに買ってみるかって金額じゃない…


そこはホラ、Yahoo!ポイントの無限ループで3割引で入手してみた(^o^;;

e0338862_22211716.jpg
Made in Austria です!

前の記事では、MADE IN JAPAN を絶賛していながらねぇ(^_^;;


まぁ、モコモコで暖かいです!

天然素材特有の着けた瞬間から暖かい感じ!

イイねぇ~!

実にイイ!


サイズは8.5(L)を選びました。

洗濯すると激しく縮むと言うコトらしいが、ちょっと大きめくらいの感じなので問題ないでしょう。


e0338862_22391381.jpg
アウターは今まで使っていたモンベルのやつを使います。

指先のレザーがヘタってきてますが、まだ使うよ~!

e0338862_22411100.jpg
元々入っていたインナーグローブ。

ナイロン混なので、やはり素材そのものの冷たさを感じちゃうんだ。

着けた瞬間、「冷たっ」てなる。

e0338862_22455619.jpg
・モンベル ジオラインL.W.インナーグローブ

インナーにはコイツを使う。

というか使っている。


コレね、四季を通じて使ってるけど、かなりイイ!

つうか相当のお気に入り!


インナーグローブだけど、残雪期や秋季はアウターとしても使っている。

薄いけどかなり暖かい。

やっぱり、手をドライに保てるからなんだろうね!


値段は高くないので、是非手に入れてみて!



これで厳冬期用の装備の補充は終了です。

そりゃ~、もっと欲しいものもあるけど、キリが無いんで…


今までの2シーズンは、分からないなりに考えて揃えた装備でなんとかやってきた。

冬のメインゲレンデが八ヶ岳だったからそれでもなんとかなったんだ。


八ヶ岳って厳冬期の一般縦走登山の入門的な山域でしょ。

常にトレースはあるし、人で溢れかえっているし、行者小屋や赤岳鉱泉といった有人の小屋もある。

行程が短いんで、日帰りで十分登れるしね。


今年も八ヶ岳に行くつもりでいるけど、少しずつ軸足を南アルプスに移していこうと思っている。

だって、やっぱり南アルプスが好きだからね!


そうなると、今まで「我慢」とか「他力本願」でやってきたコトが通用しなくなる。

厳冬期の甲斐駒ケ岳に5回も敗退しているのは、経験不足や技術的な問題ももちろんあるが、装備が貧弱すぎるってもあるんだ。

冬山では、装備の不足を体力や気力で補えるほど甘くは無い。

逆に装備がちゃんとしてたからと言って、簡単に登れるってモンでもないけどね!



まぁ、いずれにせよコレでダメなら諦めるよ!って装備を揃えた!



冬山って正直怖いけど、本当に美しいからね!


楽しみです!



[PR]

by weekend-mountain | 2015-11-12 23:20 | 冬山の装備 | Trackback | Comments(2)
2015年 11月 11日

冬への準備 その4 Finetrack MERINO SPIN EXP & SKIN MESH SOCKS

e0338862_20444668.jpg
・ファイントラック メリノスピンEXP (左)
・ファイントラック スキンメッシュソックス (右)

厳冬期用の装備がまたまた届きました。

ファイントラックの靴下です!

このメーカーの製品を購入するのは初めてです。

e0338862_20503751.jpg
MADE IN JAPAN が誇らしいじゃないですか!

ファイントラック自体は良く知らないのですが、ハナっから山ガールとか百名山おじさんとかツアーのオバちゃんは相手にしてなくて、ちょっと逝っちゃってる連中向けの国産メーカーのようです。

レイヤリングシステムを靴下にまで取り入れ、商品化しているので試しに購入してみた。


厳冬期の冬山で大切な事の一つに、「自分の汗をいかにコントロールするか」ってのがある。

基本、汗をかかないように登るのがセオリーなんだけど、そうは言っても手汗、足汗はかくよね。

オレね足汗凄いのよ。

全然自慢になんないけど…


だから、冬山に登ると汗冷えで、足先の冷えは尋常じゃない。

冷たいとかの次元じゃなく、痛い。

指が千切れそうなくらい、痛い。

氷の上に素足で立っている感じで、痛い。

痛いの通り越すと、感覚が無くなる。


始めのうちは、「どうなんの?指取れちゃう?」って不安になったけど、まぁ日帰り程度なら我慢しているうちに終わっちゃうから、そんなものと諦めていた。

でも、一応考えて対策を色々やってみた。

e0338862_21193009.jpg
・モンベル サポーテック 5トゥーズアンダーハイソックス

コイツを冬用の靴下の内側に履いてみた。

汗を外に逃がす目的でね!


でも、失敗。

素材がすべすべで、外に履いた靴下の中で足が滑るので下りで足先が痛くなってNG…


普通の5本指のソックスで登ってもみたが、コレといった効果なし。

寒い、痛い。


で諦めて冬用の厚手の靴下で冬山に登っていた。


今年も我慢大会か、、、

って、諦めていたところに、同じ考えのメーカーを見付けて思わずスタンディングオベーション!
e0338862_21245047.jpg
まさに理想のレイヤリングシステムじゃん!

そうだよね、足はドライでいたいよね!


ジャバ足の気持ち分かってるよ!


最初から、靴下に持たせる機能を限定して設計されている!

素敵です!

ココまで考えてモノ造りするなんて、さすがMADE IN JAPAN!


日本人に生まれて良かったね!

e0338862_21305892.jpg
アウターはレギュラー丈です。

ロング丈のソックスは暖かいんですが、短いのが好みです。


フィット感は素晴らしいです!


今のところ試着のみの評価なのですが、かなり好印象です。


実際の冬山で使用してみないとなんともいえないけど、日帰りとか、アプローチのためのアルバイト(高度稼ぎ)にはかなり有効だと思う。


ある程度の高度に上がってしまえば、メリノウールの厚手の靴下でイイんでしょうけどね。


まぁ、いずれにせよ想像の域を出ないので、いずれ冬山でテストですね!



あぁ、雪山に行きたい~!




[PR]

by weekend-mountain | 2015-11-11 21:51 | 冬山の装備 | Trackback | Comments(0)
2015年 11月 08日

無限ループ(^_^;; Mountain Dax Nupka2

e0338862_14243148.jpg
テント買っちゃった!

マウンテンダックスの「ヌプカ」という3シーズン用テントね!


最近ちょくちょく利用している大分県の山渓というショップからね。


Yahoo!ショッピングを通じて買っているので、やたら「あなたにオススメ」にこの派手なテントが出てくるのよ。

e0338862_14340215.jpg


↑コレね

でも、テントは持っているし、最初は無視してた。

e0338862_15020707.jpg

・モンベル ステラリッジ2

冬用の外張りも持っているので、今後ともメインのテントに変わりないしさ。


無視!無視!


でも、「50%割引き」って文字も気になる。

それとなくネットで検索してみたりしてね。


Yahoo!ショッピングからは、「あなたにオススメ」メールの波状攻撃も来るし、だんだん無視できなくなってきた。


ヌプカねぇ~、

なんか、ワルく無いねぇ~!

いや、むしろ良さそうじゃん♡


ゲリラテン泊用のテントが欲しいとは思っていたからなぁ~。

と言うのも、いま使っているゲリラテン泊のテントはかなりデカい。

e0338862_20432181.jpg
・Mountain Hardwear Skyview 2 :マウンテンハードウェア スカイビュー2


かなり広いので素晴らしく快適ではある。


しかし、ゲリラと言うわりに存在感アリアリ(^_^;;

駐車場だと1台分のスペースを占拠することになる…

もうちょっと、コソっといきたい。

小さめのテントが欲しかった。

前泊でステラリッジを使えばイイんだけど、スタートから朝露でぐっしょり濡れて重くなったテントを担ぐのもねぇ…


なんとなく、マウンテンハードウェアのオプティク2.5がイイなぁ~、って思ってたらいつの間にかウェブから消えてた…


んじゃ、ヌプカいっちゃう?


でも、本体とグラウンドシートで、28,350円ねぇ。

やっぱ必要ないか…


と一旦は沈静化したが、Yahoo!ショッピングの罠が…


そうです、この間スノーシューを購入した際のポイントが5000ポイント、それによく分からないが時間差で6000ポイント加算され、ポイント残高が11,000ポイントになってる!

一気に再熱!

買っちゃうか?


で、この山渓というショップは合計金額が10,000円以上なら1,000円引き、30,000円以上なら3,000円引きになる。

計算すると、あと2,000円分買い物をしても支払いは17,000円で変わらない!



ってコトでポチった。


完全にYahoo!ポイントの無限ループ地獄にハマってます…

うぅっ…



天気が悪いので、まだ試し張りをしていないけど、とりあえずステラリッジとの比較を!
e0338862_15015014.jpg
横から見ると大して変わりません。

ヌプカの方が大きく見えますが、袋に余裕があり、テンションコード付きなので、でもうちょっと絞り込めます。

ステラリッジはパンパンです。

e0338862_15034443.jpg
やっぱり大きく感じますが、実際絞り込めば、それほど変わらない印象です。

e0338862_15065473.jpg
付属品もほぼ同じくらい。

e0338862_15094073.jpg
付属しているペグは8本。

抜きやすいように、DIYで輪っかを付けました!


ステラリッジの重量(付属品含む)が、1.57kg

ヌプカが同じく、1.94kg。

その差は、370g。


オレの感覚だと、350ml缶(ビール)1本分!の差。

コレくらいの重量差なら、前泊だけじゃなく、山でも使えるね!



ところで、マウンテンダックスって倒産しちゃったのね(;;)

(コチラの記事→登山用リュックの有名ブランド「mountaindax」製造元の(株)ダックスが破産

どおりで50%引きな訳だ。

倒産品ですか…


まぁ、国内メーカーの製品ならしっかりしているでしょう!

実際ちゃんとした造りだし!


それにこのヌプカってテントは、国内メーカーのテントには珍しく遊び心が満載です。

サブポールを使って居住空間を広げるなど、まるで海外メーカーのような造りになってる。

国内メーカーのテントは基本的にどれも構造は似ていて、かなりストイックな造りだもんね!

オレがいま愛用しているステラリッジもかなりストイックな造りで、ホントに寝るだけって感じ。


マウンテンダックスもストイックなテントを同時発売していたらしく、

e0338862_15325353.jpg
↑それがこの「レラ」だそうです。

国内メーカの基本的な構造を踏襲してますね!


コレも1人用が50%割引で販売中ですね。

どうやら売り切れたようです。


話はそれるけど、ヌプカ、レラってアイヌ語です。

ヌプカは原野、レラは風って意味だそうです。

その昔、東日本フェリーの函館~青森間に「なっちゃんレラ」って高速フェリーが運行してたのを思い出しました。

話を戻しましょう!

e0338862_15395740.jpg
会計金額を30,000円にするために買ったのは、モンベルの「アルパインクッカー ディープ13」です!

e0338862_15504574.jpg

コレ前々から欲しかった。

と言うのもテン泊の時には必ずプリムスのライテックトレックケトル&パンを持って行く。

e0338862_19005582.jpg
なぜなら、飯を炊くのに丁度良いからね!

コイツで飯を炊いて、シェラカップでお湯を沸かしている。

それで問題ないんだけど、出来れば鍋がもう一つ欲しいところ。

で、このコッヘルがスタックできるサイズのを探していたんだ。

つい最近、清水の某ショップで確認済みだった。

e0338862_15511855.jpg
はい、スッポリ入ります!

e0338862_15515516.jpg
フタはきっちりハマりませんけど、スタッフバックに入れれば問題なし。

調理の幅を広げていきましょ!


あぁ、山に行きたい。。。



よく山登りをやらないヒトから「山登りってお金掛からないでしょ?」って質問されますが、そんなコトはありません。



無限ループです…



えぇ…



[PR]

by weekend-mountain | 2015-11-08 16:43 | 山の装備 | Trackback | Comments(0)
2015年 11月 06日

雪山への想い

だんだんと秋が深まって、本格的な冬山シーズンがもうすぐそこまで来ています。

多くの人は、「登山シーズン終了」もしくは低山に向かうのでしょう。

オレは今年も冬山に向かいます。


前にも書いたが、冬山自体は2年前に登り始めたばかりの初心者だ。

ただ、雪山自体との関わりはスノーボードを通して20年ほどある。

数年前までは北国に住んでいて、年間100日以上滑っていたし、スキー場がオープンする前から高い山に登って滑ったり、残雪期は6月くらいまで同じく高い山で滑ったりしていた。

スノーシューも、ビーコンも持っていた。


だから、冬山初心者とはいえ、まったく経験ゼロでは無い。

かつては夏は山に登り、冬はボードだった。

ただし、大分前に山登りはやらなくなっていた。


2年前、仲間と富士山に登る計画が持ち上がってね。

その足慣らしを兼ねて安倍奥の山に上り始めたんだ。

そしたら、すっかりハマってしまって、夏のあいだ南アルプスを中心に登りまくった。


ただし、冬山はヤル気は無かった。

冬に向かって徐々に高度を下げて無積雪の低い山に上ることにした。

高い山に積雪の知らせが届いた頃、安倍奥の山伏(やんぶし:2,014m)に登った。

そこで見たのは雪を被った南アルプスの山並み!

e0338862_17452318.jpg
2013年11月9日 山伏山頂より

美しかった!

そして、単純に「登りたい」って思ったんだ。

冬だから高度を下げる?

つまらない考えだ…


でも、心の中にはある想いがズドンとあった。


実はオレ、北国にいるとき雪山で遭難している。

詳細は書かないが、4人の同行者が雪崩によって亡くなった。

まぁ、オレは何とか無事だったけどね。

猛吹雪の中で味わったどうしょうもない絶望感は未だに忘れられない。


そんなコトがあって、ボードへの情熱が急速に失われてしまい、滑っても楽しく無いし、吹雪の中にいると胸が苦しくなった。


今は雪の無い静岡に住んでいるので、雪に接するには積極的に自分から雪のある所に行かなければならない。

逆に言えば、雪のある所に行かなければ、雪に接するコトの無い生活なワケだね。

だから忘れかけていた。


でも、雪が見たい、って気持ちは抑えきれず、とりあえず南アルプスの茶臼岳に向かった。

e0338862_17572702.jpg
2013年12月1日 横窪沢小屋前

途中の横窪沢小屋まで上ると、積雪状態!

心は躍ったね!

この日はココで終了!

山頂から降りてきたご夫婦にホットコーヒーを淹れてもらってご馳走になる。

で、翌週!

e0338862_17571415.jpg
2013年12月8日 茶臼小屋(冬期避難小屋)

茶臼小屋まで上ってみた。

もちろん夏靴でね。

遠くに稜線が見えているけど、行きませんでしたよ。


ここで自問自答してみる。

「ここで満足するのか、ここから先に進みたいのか」

答えは…


もちろん「進め!」だ!


早速、友人のショップに冬装備を発注!

万全を期して、麓の「白樺荘」に前泊(^_^)

e0338862_18042368.jpg
装備のチェック!

e0338862_18061468.jpg
2013年12月23日 茶臼岳山頂!

山頂に向かう前に、茶臼小屋で汗で濡れた靴下を取り替えようとしたとき、手が震えて仕方が無かった。

胸は締め付けられるように痛いし…

でもね、たった一人で一歩一歩山頂に向かって行くうちに不安は消えて、だんだん胸の痞えがスーっと取れていった。

茶臼岳なんて大した山じゃ無いんだけどね、雪山に帰ってきたなぁ~って凄く嬉しかった!

まぁ、よくある表現だけど、「あの日以来、止まっていた時計の針が再び動き出した」ってとこかな。


e0338862_18165455.jpg
下ろしたてのパンツにアイゼンで穴を空けたのはナイショです。



で、元旦に北沢峠まで登るも、敗退。


e0338862_18134441.jpg
2014年1月3日 赤岳


年明け早々に八ヶ岳の赤岳に!

e0338862_18154770.jpg
なんと兵隊さんと会いました!

彼は今年もこのスタイルなのかな~?


e0338862_18181347.jpg
2014年1月12日 仙丈ケ岳

大好きな仙丈にも幸運にも上れた。


1年目は、順調なシーズンでしたね。

このあとも八ヶ岳中心に登り、甲斐駒には振られ続けるスタイルを確立しました(^_^;;


2年目は燕、空木といった夏に上っていない山からスタートでした。

ただ、夏に登っていない山に冬いきなり登るのは危険なので、やっぱり八ヶ岳中心でいきました!


e0338862_18230464.jpg
2015年1月24日 八ヶ岳 横岳

この山行はとても印象に残っている。

偶然一緒になった2人と協力して、難所をクリア。

冬山ってイイよね!

e0338862_18254473.jpg
2015年2月28日 阿弥陀岳

このときは、中岳沢から夏季一般道を利用して頂上に上がったが、ホントに生きた心地がしなかった。

下りは無理なので、御小屋尾根を下りましたが。

もっと難しいバリエーションやるヒトって凄いよね!

でも阿弥陀は1年目に怖気づいて、登るのを断念したので登れて嬉しかったね!


で、2年目も相変わらず甲斐駒に振られ続けました…

5回も敗退している…

今年こそ登りたいね~!


今週末は天気がイマイチで山に行けそうにもない。

週刊予報を見ると傘マークが付いているが、高い山では雪か微妙なところ。

火曜日は冬型になりそうなので、南アルプスはどうなんだろう?

まぁ、どっちにしろ今時期は降っては溶けてを繰り返すからね。


因みに、スノーボードだけど、愛すべき友人2人の粋な計らいによって、5年ぶりに復活しました。

昔みたいにドップリにはならないけど、ボチボチ楽しむつもりです。

もちろんバックカントリーはやりません。

ボードはゲレンデで!



あぁ、雪山に行きたいなぁ~!




[PR]

by weekend-mountain | 2015-11-06 18:50 | 厳冬期 | Trackback | Comments(4)
2015年 11月 03日

151101 白峰南嶺 後編 広河内岳~笹山

前編(コチラ→151101 白峰南嶺 前編 農鳥岳)からの続きです!

e0338862_19163677.jpg
農鳥岳で絶景を楽しんだら、いよいよ白峰南嶺への縦走へ向かいます!

見えている次のピークが広河内岳です。

大門沢下降点で、ザックを回収して約1時間、

e0338862_19203389.jpg
広河内岳(2,895m)に到着!

凄まじい強風で、もう立っているのがやっとの状態です。

厳冬期の八ヶ岳にいる気分です(^_^;;


e0338862_19253991.jpg
農鳥岳を振り返る。

やっぱり何だかんだ言っても、3,000m峰はでかいね!

e0338862_19273387.jpg
広河内からはこれから進む稜線が一望できます!

う~ん、たまんねぇ!

コレだよ、コレコレ!

いきましょう!

e0338862_19290142.jpg
広河内岳から大籠岳へのコルに来ました。右上にポコっと見えているのが広河内岳です。

「山と高原地図」には「池ノ沢コースに入らないように」と書いてあるけど、むしろ池ノ沢コースが見付かりません。

e0338862_19383878.jpg
風は画面右方向から容赦無く吹き付けてきます。


稜線上では空気が粘度を持っている事を嫌ってほど体感できるよ(x_x)

e0338862_19534134.jpg
稜線上は見た目以上にガレていますが、歩き易い。

ただ踏み跡は限りなく薄いです。
e0338862_19440145.jpg
所々にビバークポイントがある。

ココは塩見を独り占め出来るポイントだね!

でも、この時期は季節風が直撃するので無理ですけどね…

e0338862_19464649.jpg
大籠岳(2,767m)に到着です!

目を開けているのも辛い状況です。


ココまではペンキマークが随所にあって迷うことはありません。

e0338862_19483859.jpg
広河内を振り返るとこんな感じです。

ゆる~り稜線歩き、、、

と言いたいところですが、とにかく風が強くて真っ直ぐ歩くのもやっとです。

e0338862_19545993.jpg
大籠岳から先は、ペンキマークがほぼ無くなる。

ただし、小さなケルンが点在していて、進むべき行く先を教えてくれる!

e0338862_19520705.jpg
白河内岳に向かう途中、初めてすれ違うハイカーに出会う。

小さく見えている赤いヒト。

赤いウエアに赤いザックなので、女性かと思ったら男性のソロ、、、

まっ、オレもオレンジのウェアに、オレンジのザックですけどね(^_^;

e0338862_20011124.jpg
白河内岳(2,813m)に着きました!

e0338862_20005939.jpg
富士山!

e0338862_20023255.jpg
振り返ると右から、北岳、農鳥岳、広河内岳、一段下がって大籠岳です。

このコースは逆の方がイイかもね!


白河内岳の周辺には魅力的なビバークサイトが点在してます!

来年への構想が膨らみます!

e0338862_20061661.jpg
さて、最終目的地の笹山へ向かいましょう!

笹山へは「山」が付く名前のとおり、森林限界まで下がります。

e0338862_20075228.jpg
樹林帯に下りると風が無いので、とても平和です!

歩いていると暑いくらいです。


平和な樹林帯歩きから一旦森林限界を抜けると、

e0338862_20104191.jpg
笹山北峰(2,733m)に到着。

もう疲れ果てていて笑えません。

e0338862_20133838.jpg
塩見岳はココまで来ると、姿が大分違うね!

e0338862_20141503.jpg
荒川岳、赤石岳、遠くには聖岳も見えます!

e0338862_20150738.jpg
本当のゴールはもうちょっと先です!

富士山キレイだ!

e0338862_20161595.jpg
大門沢小屋を出発して8時間、ようやく笹山(2,717m)に到着!


イヤ~っ、疲れた!

長かったし、風が強くてしんどかった!


でも良かった!

最高~!


e0338862_20184334.jpg
キジ飯を食べましょう!

美味いね!


お腹一杯になったら降りましょう!


この先、写真はありません。

とにかく急坂を下ります。

イヤって程下ります。

ガンガン下ります。

e0338862_20205793.jpg
山ノ神まで来ました。

ココから先はスギの樹林帯を辟易するほど下ります。

e0338862_20222079.jpg
奈良田湖に掛かる吊り橋を渡れば、もう終了です!


笹山からコースタイムで4時間40分を2時間30分で激下り…

久々にバテバテ…



先週に引き続き、11時間のロングトレイルでした!

しかも、同じく「山と高原地図」では破線扱いのルートです。

まぁ、鋸岳は結果的に11時間以上掛かったが、今回は単純に長かった。


コレを書いているのは2日後の11月3日だけど、久しぶりに筋肉痛バリバリ。


最近はマッタリ系ばかりだったので、ガッツリ系は楽しいね!

冬に向けてガッツリ系でいかなきゃなんないからね!

本格的に雪山になる前にガッツリ系でいきますよ~!


あぁ、忘れてました!


やっぱり!


南アルプス最高~~~~~~~~~~~!




[PR]

by weekend-mountain | 2015-11-03 20:37 | 南アルプス | Trackback | Comments(2)