週末は山にいます

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2017年 03月 27日

帰路 3日目 170318-20 塩見岳

春分の日の三連休(3月18~20日)で南アルプスの塩見岳に登ってきました。

最終日の3日目です。


明け方ころから風が強くなって来たようだ。

時折テントを風が揺らしてゆく。

そのたびに、テントの内側に付着している霜が雪のように降り注ぎ、その冷たさで目を覚ます。

再び眠りについても風が吹くたびに、霜の冷たさでまた目を覚ます。

その繰り返し。


シュラフに潜り込もうにも、ナンガのレギュラーサイズは俺には窮屈でどうにもならない。

時計を見ると、6時ちょっと前。

起きるか。。。

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塩見がキレイだね~!

のんびり朝食、水作り。


テントの外で塩見の写真を撮っている男女の声がするのでテントから顔を出す。

とてもキレイな女性がいてビックリ!

6人組にこんな美人がいたのね~!


食後はパッキングに、テントの撤収。

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7時30分、下山開始です!

2日間ありがとうね~!

4人組、6人組はとっくに出発した後で、テントの二人はまだ寝ているみたい。

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仙丈が朝日をうけて輝いています。

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本谷山の向こうには間ノ岳が見える!

この景色ともサヨナラです。

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細い稜線を下ります。

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木があるので怖くはないけど、結構な空中散歩だね!

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木曽駒なんかもバッチリ見える!

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さあ、急斜面の尾根を下るよ~!

トレース無視で、激下りしたいところなんだけどね~

表面がクラストしているんで、ズボッとなって進めない…

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尾根から降りたら、トラバース地獄の始まり。

まぁ、基本的に下り基調なので、行きより大分楽です!

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トラバーは続く~よ♪どこまでも~♪

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5/10でようやく長い長いトラバースから解放!

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1時間半ほどでこの看板の所まで。

行きはこの看板を見て「2時間か~!、まぁ3時間掛からないだろう」なんて簡単に考えていた。

ところが、実際は4時間以上掛かったんだ。

下りはすぐだね~!


林道までは30分で行けるでしょう!

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途中、こんな腐り雪のトラバースがあったりしてね。

上よりよっぽど怖いよ。

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さぁ、カラマツの明るい林に出たらもう林道まではすぐです!

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2時間ちょっとで、鳥倉林道まで降りてきた!

アイゼンを外し、冬靴、スパッツも脱いで、デポしておいたトレッキングシューズに履き替えます!

あぁ、楽ちんだ~!

簡単に食事をしたり、のんびり30分ほど休んだら、今度は長~~~い林道歩き(^^;;

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デブリを越えて、

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夏ゲートをこえて、、

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途中で水を飲んだりしながら下ります。

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夏ゲート周辺が拡張されただけじゃなく、第2駐車場も整備されている。

はたして、夏にここから登山口まで歩く人はいるかなぁ~?

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赤石、悪沢にもサヨナラです!

林道は南アルプス側から折り返して、反対側に出ます。

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今度は中央アルプスがバッチリです!

まぁ、奈良田からあるき沢までの林道歩きに比べたら断然景色が良いからね、林道歩きも苦になんないよ。

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ようやく冬ゲートまで戻ってきた。

4人組の車はもうなくなっていた。


そこからちょっと行くと、冬用の駐車場がある。

6人組が、荷物を降ろして靴を履き替えたり、帰りの準備をしているところだった。

「お疲れ様~!」

「ご苦労様~!」

などと、お互いにあいさつを交わします!

「いや~、まだお疲れ様じゃないんです。車はまだまだ下の方なんで(^^;;」

「あはは、そうでしたね!お気をつけて~!」

チェーンが切れた事は山小屋で話していたので、6人組は笑って見送ってくれた。

「また、どこかで会いましょう!」

6人組に呼びかける!

「またどこかで!」

6人組が答える!

嬉しいね~!


でもさ、、まださ、、、

FFの夏タイヤで、片方しかチェーンのついていない車でアイスバーンを下るという、ある意味今回の最大の山場が待っているのでちょっと憂鬱です(x_x)

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戻って来たよ~!

登山口から2時間半、山道より長い林道歩きでした。。。


疲れた~((+_+))

荷物を積んだらいよいよアイスバーンに突入です。

何とか、無事通過!

今回の山行で一番緊張したかも(^^;;


大鹿村に降りたら、酷道152号線を北上、時間もあるので下道でのんびり帰路につきました。



今回、塩見岳にチャレンジして、結果として敗退した。

ま、原因は幾つかあるけど、そもそもが準備不足だった。


前々から練り上げた計画ではなかったし、急遽決まった三連休に、前日に決めた塩見行き。

それじゃあ、登れなくて当たり前。


オレの場合、一人で冬山に登るので、夏の間に何度か登ってコースを下見しておく。

地図無しでも降りてこられるように、ランドマークやら、全体の様子を頭に叩き込んでおくためにね。

でも、塩見はそれを全くやっていなかったし、このコースは5年近く前に一度日帰りピストンしたのみだからね。


だからさ、山行全体のイメージが全くできてなかった。

そんな状態だったから不安が芽生え、他人にあやかろうと甘えが生まれてしまったんだ。

無計画でも誰かについて行けばイイやって、一番やっちゃいけない山登りのパターン。

遭難しても文句は言えない。


まぁ、でも無事に降りてこられたし、次へのきっかけになったから良かったのかな。


鳥倉林道からの塩見岳に次いつ行くかは全くの未定だけど、今年は夏に再訪してみたいと思います。


ただね、静岡からだと遠いんだよね。

赤石山脈をぐるっと回らなきゃなんない、、、

日帰りするにも、前泊は必要、、、


まぁ、きっと機会はあるでしょう!

その時を楽しみにしてますか!


あっ、今回敗退はしてしまったけど、最後に言いましょう!


南アルプス最高~~~~~~~~~~~~!



どうも!





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# by weekend-mountain | 2017-03-27 20:33 | 南アルプス | Trackback | Comments(0)
2017年 03月 25日

敗退 2日目後半 170318-20 塩見岳

春分の日の三連休(3月18~20日)で南アルプスの塩見岳に登ってきました。

その2日目後半です!


4人組が撤退したお陰(?)で、オレの中の甘えの気持ちがスーッと心から消えて行った。

そうだよ!そうでなくちゃ!


聖を思い出せ!


実に凛とした気分だ(^_^)


権右衛門山からは一旦下って樹林帯の中に突入する。

で、いよいよ塩見の山頂に向かって登って行く。
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写真じゃ伝わらないけど、結構な斜度だよ。


ラッセルです!

ラッセルしかないんです!


しんど過ぎて笑えてくる。

踏み出せばその一歩が道となり、その一歩が道となる!

シャラァ~~!

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来たぜ塩見!

取り付いたぜ!


ワカンはデポって、アイゼン、ピッケルの戦闘態勢に!

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稜線上に出れば素晴らしい世界が広がる!

あとちょっとだ、頑張ろう!

気を抜いた瞬間、、、

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雪庇を踏み抜いた、、、


胸まで潜って、ビックリ(;゚Д゚)

雪庇って端の方を歩いていて崩落するものだと思っていたけど、雪庇の張り出しの根本にクラック(シュルンド?)があるんだね。

身をもって学習しました。

生きててよかった(^^;;
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岩稜帯が見えてきた。

直登は出来ないので、右に巻いていきます。

岩稜帯を巻くには、かなり際どいトラバースの連続。

写真を撮ってる余裕なんて無いから伝わんないけど、足元から谷底まで数百メートル切れ落ちてるようなところを行かなきゃなんない。

目の前に岩があれば、足元から下が無くても進むことが出来る。


でも、目の前も、足元も面ツルの雪だとねぇ…

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はぁ、無理だよ!

目の前のトラバースを丸腰でステップ切って行くなんてさ。


ガンバレば行けると思う。

でも、この時点で午前10時40分。

山頂に着くのはおそらく12時頃だろう。


降りてくるのは13時過ぎ。

ここは南斜面。


今は厳冬期じゃない。

残雪期だ。

13時にはこの斜面は間違いなく緩んでくる。

ステップは限りなく不安定になる。


降りられるのか?


いや、無理だ。


OK!

終わりにしよう!

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到達地点、2,929m。

山頂までは、残り117m。

午前10時46分、終了です。


精一杯頑張った!

敗退とはいえ、またチャレンジするきっかけを手に入れたんだ。

潔く降りよう!

その前に。

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赤石、悪沢を目に焼き付けておきます!

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先週登った仙丈!


下り始めると、テント泊の50代の夫婦が登ってきた。

「早いですね!もう頂上に上がったんですか?」って聞いてきた。

「いえいえ、この先のトラバースがヤバかったんで降りてきました。たぶん行けるとは思いますけど、帰りは厳しいと思います」と忠告。

「ロープあれば行けますか?」って。

まぁ、見た感じエキスパートっぽいし、ロープも、ハーネスも、メットも持っているので行けるでしょう。

「多分、大丈夫!」


二人を見送りました。


6人組も登ってきた。

同じ質問をされたので、同じ返答。


6人組は、「そこまでで景色を堪能して戻ってきます」とのコト。

うん、それが賢明!

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右の肩に2人、稜線上に6人が登って行きます。

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間ノ岳、西農鳥、農鳥の素晴らしい展望!

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広河内岳からの白峰南嶺!

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オレが付けたトレースを、みんなが辿ってくれるのは何だか嬉しいね!

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樹林帯に戻ってきました。

もう、怖いものはありません。

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権右衛門山に戻ってきた。

6人組が降りてくるのが見える。

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もう塩見を堪能です!
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大分遠くなったな。

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三伏峠小屋が見えました!

も少し!

頑張って、頑張って!

オレ!


出発から10時間半、三伏峠の冬期小屋に帰還しました。

冬期小屋では4人組が食事を作っていていい匂い!

「早いですね!もう山頂から戻ったんですか?」と聞いて来た。

「いや山頂には行けなかった。2,900m付近で戻ってきたんだ」と答えた。

彼らと話しながらも、清々しい気分でいる自分に気づく。

冬期小屋の中は薄暗い。

今夜は、テントで眠りたい。

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冬期小屋のすぐ横だけど、テントを張りました!

きっと、4人からは変人扱いなんだろうな(^^;

まぁ、イイや!

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ビールを飲みながら水作りを開始!

はぁ、マッタリってイイなぁ~!

ビールがうっすらシャーベットになってるよ(#^^#)ゲップ


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塩見が夕日に染まってきたね!


18時頃になって6人組が戻ってきたようだ。

無事で何より!

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夕飯は長ネギたっぷりの鍋です!

最高に美味い!


夕飯を終えて、テントでマッタリしていると、外で男女の声がする。

どうやら4人組の置いてけぼりにされた2人みたい。


しばらくすると声がしなくなったので、小屋に戻ったんだろう。

それからしばらくして何となくテントの外に人の気配を感じて外に出ると、4人組のうちのさっきのうちの青年(朝俺を起こしてくれた青年)が星の写真を撮っていた。

写真を見せてもらうと、オレのテントと北斗七星が写った写真を見せてくれた。

オレは相当酔っぱらっていたんで、何を話したかよく覚えていないけど、天の川の話とか、写真の話をしたのかな?、なんだかとっても気分がよかった。

青年が「明日は4時起きで、5時には出発します。どうしますか?」って聞いて来た。

ホントいいヤツだな、オレの事を気にかけてる。

「ん~、明るくなったら起きるよ!多分」などと話していると、青年が何かに気づく。

「今、声がしませんでした?あれ?誰かいる」と、稜線を見ると光がチラチラ見える。

「あ、テント泊の2人だ!」とオレ。

そう、時計を見れば20時過ぎ、今から10時間ほど前に稜線で話をした二人が今になって戻って来たようだ。

山頂には立てたんだろうね、でも相当厳しかったんだろう。


無事戻れてよかった!


青年が冬期小屋に戻ってしばらくして2人組も戻って来た。

4人+6人+2人+オレ=13人が無事、三伏峠に戻ってこられた!


良かった!良かった!


ふぅ~!


オヤスミ!


💤…













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# by weekend-mountain | 2017-03-25 21:36 | 南アルプス | Trackback | Comments(6)
2017年 03月 24日

敗退 2日目前半 170318-20 塩見岳

春分の日の三連休、塩見岳に登りに行って来た。

その2日目です!


午前3時30分、一斉に腕時計のアラームが鳴り響く。

オレはとっくに目を覚ましてはいたが、ささやかな反抗心(?)で動かずにいた。

すると、4人パーティーの一番若そうな青年が俺を起こしてくれた。

ありがとう!イイやつだな~!


夕べの鍋の残り汁に棒ラーメンと粗挽きソーセージをぶち込んだ簡単朝食。

パッキング、朝一の軽量化(キジ打ち)を済ませ、いよいよ山頂に向け出発です!

4人組と一緒にスタート。


6人組は完全にトレース泥棒狙い…


今時期なら、5時スタートではアッと言う間に明るくなってくる。

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塩見へは幾つものピークを越えて行かなければならない。

先ず一つ目の三伏山。

前を行く4人はかなり早いペースで進んでいく。


オレにはオレのペースがあるので、彼らを追うことはしない。

ゆっくり行こう!始まったばかりだ。

どんどん飛ばしてトレースを付けてくれ~!

頼んだよ~!

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流石に風が強いけど、最高に気分がイイ!


歩きだして40分ほどすると、先の4人組が休憩していた。

しゃあない、こっからは独りラッセルで行きますよ(^^;;

まぁ、ラッセルって言っても、脛くらいのラッセルだし大丈夫でしょう!


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2つ目のピーク、本谷山に向かいます!

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雪もそこそこ深くなってきて、こんな雪庇があったりして楽しいっす!

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ダイヤモンド塩見!

この写真を撮っていると、4人組が追い抜いて行った。

相変わらず凄い速さで登ってく!

流石若いね!


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本谷山に到着!

4人組が休んでいた。

朝起こしてくれた青年と、唯一の女の子の二人はかなりバテ気味の御様子。


写っているのは歩いて来た稜線。

大分来たけど、まだ半分も来ていない。

ふぅ…

んじゃ、先に行くよ~!

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ひたすらラッセル、ラッセル!

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塩見がだんだんと近づいてきた!

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これまでに4つのピークを越えてきた。

最後のピークが塩見の手前の権右衛門山だ。

抜きつ抜かれつの4人組は、いつしか2人組になっていてラッセルはオレが先行する時間の方が多くなった。

つうか、オレは自分のペースを守り、一定のスピードで登っているだけなんだけどね。

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権右衛門山に到着です!

かなり塩見に近づいたね(^^)

この時点で、出発から4時間の午前9時。


4人組のうち2人も到着していたので、

「あれ、2人は帰ったの?」って聞くと。

「いやまぁ、適当に…」とのコト…


オイオイ、雪山で仲間を置き去りかよ、、、

まぁ、オレはパーティーの一員じゃないし…


で、リーダーが驚きの一言、

「私たちはここで引き返します」とのコト…


もうね、がっくり…

それは彼らに対しての感情じゃない。

彼らは頑張ったんだ。

そうじゃないんだ。

「松本の山岳会」ってレッテルに期待していた弱い自分に対して凄まじい嫌悪感を感じたんだ。


”彼らが俺を引っ張ってくれる”

”6人組も協力してくれる”

”5時起きでも山頂に立てる”


それは幻想でしかなかった。


バカだなオレ。

何故俺自身を信じなかった。

何故自分の信念を貫き通さなかったんだ。

多分、この時間からでは山頂には立てない。

でも、行こう!

ここで終わったら、絶対に後悔する。

精一杯持てる力で、山と向き合おう!






2日目後半につづく








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# by weekend-mountain | 2017-03-24 20:29 | 南アルプス | Trackback | Comments(0)
2017年 03月 22日

コッヘルのはなし その2

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注文のお品が届きました!

ネット通販の急増で配達業者の負担が話題になってる昨今ですが、独りモンのオイラは「コンビニ受け取り」を利用して少しでも配達業者の負担を減らすことに協力しております。


話は戻って、

中身は、というと、、、

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コッヘルと、断熱シートです!

正式名称はプリムスの、

ライテックトレックケトル&パンと、バーナーシートです!


どちらも今まで同じものを愛用してきたので、装備の更新ってやつです。

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イヤ~、新車の輝きだよ(^_^)/

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あぁ、ステキ!

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今まで使ってたヤツは、取っ手の金具のリベットが飛んじゃったんだ。

もう5年使っているので、しゃあないか。

貧乏症なので、先日の塩見に壊れた状態で持って行ったら、やっぱり危険だったので下山後即ポチった。

で、
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断熱シートも焦げて穴が空いちゃっててさ(^^;;


これも正月山行の時からこの状態だったんだけど、同じく塩見に持って行ったらテントのフロアに穴空けちゃってね…

同じくポチった。

コッヘルと言えば、プリムスのイージークックNS ソロセットMも持っている。

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このブログの記事では、常にアクセスランキングが上位の「コッヘルのはなし」で紹介しているやつね。

コチラ↓この記事では、これからはイージークックNS ソロセットMを使っていくと書いておりましたが、夏の縦走に持って行ったきり今は殆ど使ってません。


何故ならちゃんと理由がある。

まぁ、今回買いなおしたライテック・ケトル&パンも、イージークックNS ソロセットMも、鍋としては大した違いは無い。

でもね、どうしてライテックばかり使って、イージークックを使わなくなったかというと、、、


ライテックの方が飯が美味く炊けるから、なんだ!


「ウソ~!」って思うか、「ホント?」って思うかはアナタしだい。


オレは何度も書いているが、アルファ米が大嫌いなので、山では生米から炊飯するんだ。

どちらのコッヘルも炊飯用として手に入れたので、やっぱ美味しく炊ける方を使いたくなるじゃん!

山では美味い飯食いたいじゃん!

袋に小さなスプーン突っ込んで食べても美味く無いっしょ!

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味の違いは鍋の深さの違いにあるのか?

それとも、

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蓋の形状の違いなのかは分かりません。

分かんないけど、右側のライテックの方が確実に味が良いので、再び購入したワケ。


まぁ、「コッヘルのはなし その2」の結論としては、飯を美味く炊きたい方はライテックを選んで、炊飯しない人は好みでオッケーって事かな。


それと、バーナーシートを使う理由として、炊飯時の吹きこぼれを受け止めるのに都合がイイってのもある。

テント内で炊飯した場合、テントを汚さなくてイイし、手入れも簡単だしね!


でも、長時間の使用では溶けるので、バーナーを移動しながら使う必要があるけどね。


それにしても、山の道具は面白いね!

いくら机上の空論でモノを選んでも、答えは常に山の上にあるからね。


使うのが楽しみで仕方ないです(^_^)/♪







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# by weekend-mountain | 2017-03-22 21:59 | 山の装備 | Trackback | Comments(2)
2017年 03月 21日

敗退 1日目 塩見岳 170318-20

春分の日の三連休、塩見岳に登りに行って来た。

世間並みの三連休なんて、今の会社に転職して以来まったく夢のまた夢だった。

それが3月になって 社全体の仕事が薄くなってきたおかげで三連休を取る事が出来たんだ!

そりゃ~もう、小躍りしようってなモンです!


でもさ、急に三連休と言っても、行きたい山が思いつかない。


もちろん行きたい山はいくらでもあるんだけど、冬山の2泊3日で登る想定を全くしてこなかったのでイメージが湧かない。

で、散々迷いに迷って前日に、鳥倉林道からの塩見に決定したワケ!

まぁ、その時点で雪山ナメてんの?ってハナシなんだけどさ(^^;;


それでは行きましょう!


静岡を午前2時半に出て、中央道経由で松川ICまで。

県道59号から県道22号を経て、大鹿村に。

そっから鳥倉林道を登って行きます。

順調に登って行くと、林道には雪が!

夏タイヤなので、チェーンを装着です。


走り出してすぐに、左前タイヤからバタバタと音が、、、

あぁ、チェーン切れた…


仕方がないんで冬ゲートまで行くのは諦めて、雪の無いところまで一旦下ります。

広くなった場所に路駐して、そっから歩いて行くことに。。。

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約1㎞余分に歩いて冬ゲート手前の駐車場に到着!

この2台はチェーンをセットしているときに抜いて行った車です。

名古屋からの方々の様です。

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まぁ、チェーンが切れたのが下の方で良かったよ。

もし、上まで来ていたらヤバかったね。

なんせ夏タイヤですから、、、

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で、ちょっと行くと、冬ゲート。

ゲート横には松本ナンバーの車が一台停まっていました。

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退屈な林道歩きなんだけど、初めのうちは右手に中央アルプスの素晴らしい展望があって気分よく進めるんだ!

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日が当たる場所には雪は無いけど、日陰にはもっさり雪がある。

しばらく行くと、鋭角の尾根をまいて南側に出る。
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今度は、赤石、荒川三山と言った、もう素晴らしすぎる景色が夢のように広がる!

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凄いね~!

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出発から2時間半ほどで、夏ゲートに到着です!

ここに来るのは5年ぶり近くになる。

前に来たときは駐車スペースはホントに僅かだったけど、拡張工事してかなり広くなっていてちょっと驚きだね!

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程無くして、6人パーティーに追いつきます。

先ほどの2台の名古屋のパーティーだった。

道を譲ってもらい、先を行きます。
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林道をふさぐデブリ。

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出発から3時間で、登山口に到着!

アプローチシューズとしてトレッキングシューズを履いて来たので、冬靴に履き替え、腹ごしらえをします。


じきに6人組が到着。

お菓子を貰ったり、ちょっと話をして、先に出発です!

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スタートから積雪状態。

雪はまぁまぁ悪くないけど、春の感じです。

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道すがらこの看板が続きます。

南アルプスにありがちな延々と続く樹林帯歩きなので、こんな看板が無いとやってられないってのもあるんでしょう。


正直オレも、このルートは夏に一度歩いたきりで、ルートがほとんど頭に入って無い。

初めて来たと言ってもイイくらい。

そうなると、やっぱ景色のほとんど変わらない樹林帯歩きはシンドく感じるから、この看板もアリかなって思えるよね。

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3/10まで来る頃には気温が上がって、雪が腐り始めてきた。

アイゼンは高下駄状態になって本当に煩わしい、、、

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5/10の辺りから、北斜面のトラバース地獄に突入です!

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よくまあ、トラバーを切って行ったもんだね。

先行者はどんな奴らなんだろう?

気を抜くと踏み抜くので、ホント嫌になる。

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トラバー地獄が終わったら、とんでもない斜度の稜線を上がります。

GPSで確認すると、夏ルートの1本手前の稜線を上がって行くんだけど、なんか意味あるのか、塩見の冬ルートはこれが定番なのか全く分かりません。

とにかくトレースを頂く方が賢明だからさ、従っていきましょ!

それにしても酷い登り…

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何とか稜線に出ました!

仙丈の美しいコトったらないね!

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稜線上は締まりの無い雪で、パウダーというよりサンドって感じでアリ地獄の様。。。

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ワカンを装着して何とかやり過ごしていきます。

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登山道入口から5時間掛かってようやく三伏峠に到着です!

いや~、実にしんどかった。


とにかく、トレースを付けてくれた人に感謝です!


と、4人分のザックが置かれていて、20代前半であろう男女2人がいたので挨拶すると、どうやらトレースの主らしい。

先ずは、大変なラッセルのお礼(^^)

ゲート横の松本ナンバーの車の主とのコト。

話をすると4人は、松本の山岳会メンバーらしい。

さすが地元長野の山岳会だね!


他の2人は冬期小屋の入口の掘り起こしと、便所の掘り起こしをしているらしい。


んじゃ、オレはテン泊の準備を、、、

と思っていると、冬期小屋の掘り起こしをしていたリーダー格の青年が強く冬期避難小屋泊を勧めてくる。

小屋は2部屋に分かれていて、決して広くは無い。

まあ、もう午後4時になるし、天気も高曇りでイマイチだし、小屋泊にするか!ってことにした。


4人は一部屋使うから、もう一部屋の方を使うことに。

そうこうしているうちに6人組が到着し、冬期小屋になだれ込んできた。


つうコトで、6人組に部屋を渡し、4人組と同じ部屋に落ち着くことになった。


その後、遅い時間になって50代の夫婦が到着したが、彼らはテント泊ってコトで小屋の横にテントを張っていた。

これで、4人+6人+2人+オレ=13人が明日塩見の頂上を目指すことになった。


17時過ぎになって、ようやく水作りを開始!

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何だか周りがバタバタしていて落ち着かないし、マッタリとはいかないけどビールで乾杯です。

今回は350ml缶を6本担ぎ上げました!

バカでしょ~!

因みに焼酎は1リットル担ぎ上げました。


いい気分になって4人パーティーの青年らと少し話をしたり、なんとものんびりした気分に!

リーダーは学生時代ワンゲルだったらしく、今回はラッセル隊長だったようです。

頼もしいね!

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夕飯は鍋です!

食べ始めて少したってから、写真を撮ったのであんまりボリューム無いように見えるけど、野菜、肉たっぷりの鍋で最高に美味かった。


同じようなタイミングで、4人組、6人組が火を焚いているので、狭い冬期小屋内はとっても暖かい。


凍った装備が解けるので、非常に助かる。


食事後に、4人組のリーダーから、「3時半起きで、5時出発」の予定だと聞かされる。

6人組も同じようだ。

オレは「2時半起きで、4時出発」のつもりでいた。

オレ一人が1時間早く起きて、小屋内でゴソゴソやるのは悪い気がして、オレ以外の小屋全員の意志である「3時半起きで、5時出発」に合わせることにした。


正直、「3時半起きで、5時出発」と聞いた瞬間に、「山頂に上がれないかも」って思った。

だって、この先トレースは殆ど消えてしまっていて、ラッセル必至だし、そもそも3,000m級に上がるのに、5時出発はありえないしな、、、

でも、ここまでの力強いラッセル跡を見て来たら、この4人ならガンガン行くのかもしれない。

引っ張ってもらおう。

6人組も加われば奇跡もあるかも!


って、この考えが甘すぎた。

彼らのせいにするつもりは毛頭ない。


でも、この時点で冬期小屋いる全員が敗退することが決定した。



2日目につづく…


オヤスミ~!


💤…







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# by weekend-mountain | 2017-03-21 22:19 | 南アルプス | Trackback | Comments(4)