週末は山にいます

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2017年 05月 11日

GW後半は偵察登山のために南アルプス南部へ 3日目後半 170503-05

GWの後半、5月3日~5日の2泊3日で、南アルプスの千枚岳(2,880m)と、丸山(3,032m)に登って来た。

その3日目後半です。




今回の目的である、厳冬期悪沢岳への偵察登山はその核心部の確認にあるんだよね。

それは、千枚岳から丸山に抜ける岩稜部が通過可能かどうかって所なんだ。


それでは行きましょう!

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丸山からの下りは本当に平和です。

ふと見ると、避難小屋泊の男性が登ってきた。


リッジを下り、行きで通った難所まで戻って来た。

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こっちから来るとさ、右に巻き道があることに気付く…

あれ、トラバース道あるじゃん!

でも、左下の残雪には無数の踏み跡が。。。

良く分からんけど、厳冬期は巻き道はダメなの?

まぁ、巻き道は夏でも確認できるので、今度はここを登ってみますかね!


オレが選んだのは、正面からアプローチして、右に巻いていくルート。

右は木が無くて落ちればサヨナラ確実。

岩と浮石を確認しながらの登坂。


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何とか無事千枚に戻りました(^_^)/

千枚~丸山間は小さな3つの岩稜のピークを越えて行かなければならない。

その1つ目が核心部で、仮に巻き道が使えないとなると決死の下降、登坂が必要になる。

出来れば、ロープ(ザイル)、ハーネスが欲しいところ。

う~ん、でもね~、ザイルワークは学生時代以来やってないし、それもエイト環を使った懸垂下降くらいだしね。。。

2つ目は、ハシゴが取り付けられていたので、問題ない。

3つ目は、どうにでもなる。

丸山への登りは、夏道ではなく、リッジを進めば行けそうだ。


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んじゃ、赤石、聖にサヨナラです!

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丸山、悪沢にもサヨナラ。

次来るのは夏休みだね!

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荒川前岳、中岳、荒川小屋にもサヨナラです!

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そうとなれば激下り開始です!

午前8時前だというのに、雪はもう緩んでズルズルです。

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巻雲がキレイ!

ってコトはやっぱり天気は下り坂なんだね。

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狭いながらも楽しい我が家が見えました!

テントに戻ったら撤収作業です。

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サヨナラ千枚小屋!

夏にはまた来るよ!

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小屋から下降してすぐに樹林帯に突入です。

南アルプス南部の小屋はだいたいこんな感じだね。

茶臼小屋も聖平小屋もね。

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今日は天気が良くて、気温が急上昇。

当然、ズボズボ地獄の始まりです。

はっきり言って、残雪期のズボズボは大嫌いです。

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とは言え、行きは2時間以上掛かった道も、30分ほどで降りてこられるのは雪道ならではだよね。

で、清水平まで来たら、林道に出ることにした。

林道に出ると、6.5㎞のキロポストが。

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逆に言えば、6.5㎞のキロポストの所を下降すれば清水平に行けるってコトね!

オッケー!

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林道上で昼飯。

昨日同様に、朝作ったベーコン飯をいただきます。

その間、湿ったシュラフを干しておくよ!

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林道歩きも飽きたんで、登山道に復帰します!

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つうか何これ、、、

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こんなところ通ったっけ?

黒戸尾根?

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鉄塔を過ぎたら、下りに下って、、、

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登山道横の林道の橋が見えました!

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シナノコザクラの群生地まで戻って来たよ!

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キレイだね!

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椹島入口に戻って来たのは13時半。

5時から歩いているので、本来ならば椹島でマッタリしたいところ。

でも、明日は悪天だから、一気に沼平まで行きます!

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牛首峠からの赤石岳。

やっぱ青空の雪山が最高だね!

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赤石ダムは相変わらずのエメラルドグリーン!

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この景色を堪能できるのは、徒歩の登山者だけ。

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中間の中ノ宿吊り橋を過ぎれば、林道歩きは半分以上消化しているってコトです。

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畑薙橋を渡り、左岸側に出て、、、

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青薙山登山口を通り過ぎます。

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で、最凶吊り橋の畑薙大吊橋まで来ればあと少し。

ということで、沼平ゲートに到着したのは17時45分。

実に12時間45分の長旅になりました。


GWはたいてい期間の途中で悪天に見舞われる。

今年もGW中に天気が崩れるってコトで、無理して下って来た。

天気の悪いときに山に居てもしょうがないもんね。

天気の良いときに山行を終了すれば、気分が良くまた山に行きたくなるのは間違いない!


今回はそもそも、正月登山の偵察だったから、一番の懸念だった千枚から丸山の岩稜帯の様子が分かって良かった。

それより、千枚小屋までのアプローチをどうするかが悩ましい。

正月なら、1日目椹島の冬期小屋に泊まって、2日目に千枚小屋ってのが理想だ。

でも、2日目の椹島~千枚小屋が残雪期の今回でも10時間近くかかっていることを考えると、厳冬期は10時間を下回る事は無いと思う。

であれば、1日目の行程を伸ばして、、、


などと考えるのは非常に楽しい!

新たな挑戦(ちっぽけだけど)が始まりました!


今年は南アルプス南部にこだわって行きましょう!

楽しみです!






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by weekend-mountain | 2017-05-11 22:03 | 南アルプス | Trackback | Comments(2)
2017年 05月 10日

GW後半は偵察登山のために南アルプス南部へ 3日目前半 170503-05

GWの後半、5月3日~5日の2泊3日で、南アルプスの千枚岳(2,880m)と、丸山(3,032m)に登って来た。

その3日目です。



いよいよ、千枚岳山頂、そして悪沢へのルート上にある核心部の確認に向かいます!


それでは行きましょう!

午前3時に起床、炊飯開始です!

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南アルプスの朝はカレーから始まります。

チーズ入りカレーね!

ワンゲル風に言うと、キジ飯ね!

朝食後は山頂へ向かう準備と、すぐに下山開始できるようにシュラフやら、装備やらを整理しておきます。


そして午前5時スタートです!
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スタートと同時に太陽が顔を出しました。

この3日間のうち今日が一番天気が良いです!

結構な高度にいるのに、ほとんど無風状態で不思議な感じ。

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富士山はいつ見てもキレイ!

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気温が低いので、アイゼンが効いて登りやすい。

でも、太陽が昇ればすぐに緩みそう…

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富士山は刻一刻と色を変えていきます。

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そして稜線に乗ると、雄大な姿の赤石岳が迎えてくれます!
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左肩には聖、上河内の姿も!

本当に素晴らしい!

そして、

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千枚岳山頂です!

千枚小屋から1時間ほどです!

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千枚山頂からは、塩見岳、農鳥岳、西農鳥岳、間ノ岳が見える!

さてミッションはこの先にあります!

先に登頂していた3人組から、「この先に行くのですか?」と尋ねられたので、「行きますよ!」と答えて先に進みます。

3人は千枚で終了とのコト。
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赤石岳がちょっとだけ近くなったね!

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そしてこれから進む稜線方面。

手前のピークが丸山で、奥のピークが悪沢岳(山頂は見えていない)です。

核心部は、千枚~丸山の間の岩稜帯。

千枚から丸山へは細い稜線になる。

3年前、そして2年前の夏の記憶をたどりながら進みます。

当然、リッジには雪が付いている。

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リッジから鞍部へのちょっとした下降。

確かこんなところあったけど、こんなにヤバかったっけ?

普通の縦走者は降りられるの?

命懸けの三点支持。

何とか無事降りて、次の下降へ、、、

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梯子が新たに設置されてた!

あれ?ここだったっけ?ヤバイ岩場は?

だったら、一つ目の下降は何だったんだ?

まあ、いいや進もう!

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夏道を忠実に進もうと思うと、いやらしいトラバースを強いられる。

ムリでしょ!

リッジに乗りましょう!

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無事、岩稜帯を通り過ぎれば、ゆったりとした斜面を登って行きます。

でもって、、、

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丸山山頂に到着!

流石に3,000mを越えているので、風が強い!

ザックのストラップが水平になってるでしょ。


丸山から見る悪沢は、、、

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うわ~っ!素晴らしい!

本当はこのまま悪沢山頂まで行きたいところですが、それは正月山行までのお楽しみってコトでここまでにしておきます。

というのも、明日6日は悪天の予想が出ているんで、ここでやめておけば何とか今日のうちに下山できる。

それに、残雪期の3,000m峰は、時に厳冬期より危険だってコトは知っている。

降りよう!

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赤石、聖、上河内にサヨナラです!

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塩見、農鳥、西農鳥、間ノ岳にもサヨナラです!

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富士山はいつでも見れるか(^_^)


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また来るよ!


それでは下降開始です!

長い長い一日の序章です!



後半につづく…?




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by weekend-mountain | 2017-05-10 21:23 | 南アルプス | Trackback | Comments(4)
2017年 05月 09日

GW後半は偵察登山のために南アルプス南部へ 2日目 170503-05

GWの後半、5月3日~5日の2泊3日で、南アルプスの千枚岳(2,880m)と、丸山(3,032m)に登って来た。

その2日目です。




それでは行きましょう!

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朝はカレーから始まります。

レトルトですけどね。

「カレー曜日」がお気に入りです!

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昼飯用のベーコンも焼きます!

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お腹もいっぱいになったし、千枚小屋に向け出発しましょうかね!

さよなら椹島。


通常、静岡側から南アルプス南部にアクセスする場合は、東海フォレストに3,000円を支払って送迎バスに乗る必要がある。

小屋泊中心のヒトなら、その領収書が3,000円分の商品券になるから、何ら問題はないんだ。

でも、オレみたいにテン泊で南アルプス南部を縦走しようと思うと、どこか1泊は東海フォレストの山小屋を利用して3,000円分の商品券を消費し、領収書をゲットしなければならない。


何故なら、今度はその領収書が帰りのバスの乗車券になるからだ。

だから、縦走の計画を立てる時は、どこの山小屋で1泊するかまで考えなければならないんだよね。


前に椹島に来たときは、何とも解せない気分だった。


だけど、今回みたいに徒歩で来れば何てことない、実に気分よく利用できるんだね。


テントの投稿でも書いたけどさ、快適を求めすぎると、不満が出るもんなんだよね。

大変だけど自分のルールで動くか、楽だけど他人のルールに従うか。

答えは意外とシンプルなんだよね。


あっ、昨日痛みを感じてた右ひざは、一晩寝たらバッチリ治ってました!

んじゃ、千枚小屋に向かいましょ!

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椹島から登山口がある林道までは結構な登りで、朝一から大変(-_-;)

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でもね、登山口からすぐの所に、シナノコザクラが!

いや~、可憐だね~!

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もうね、岩場に群生していて、写真には写り切っていないけど、一度に見た中ではこれほどまでに群生しているところは今まで見たことないです!

素晴らしい!

来て良かった!

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名残惜しいけど、進みます!

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この看板から、登りが始まります。

とにかく、登り始めは急登です。

本気でイヤになります…

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途中で千枚の姿が見えるけど、天気がイマイチなのでテンションが上がらない…

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少し、斜度が緩くなってきて、日の光も差し込んできた。

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鉄塔のとこまで来れば、取り敢えずひと段落って感じ。

と思いきや、岩場に差し掛かります。

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岩頭見晴からは雪を被った稜線が見えます!

まだまだ、遠いなぁ~


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で、一旦林道に出るんだ。

そのまま、林道を利用して登って行っても大丈夫です。


厳冬期はそれで高度を稼ぐ予定です。

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ま、登山道を行きましょう!

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この登山道にもあった「ガンバルの木」!

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「残念ながらまだ急登が続きます」とのコト…

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このルート唯一の水場、清水平に到着です!

冷たくて美味しい水です!

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ここで、椹島のテン場にいた3人組に追いつきます。

「小屋ですか?」と聞かれたので、

「テントです」と答えておいた。


それじゃ、、
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朝に作った弁当の「ベーコン飯」をいただきます!

炊いた白飯に焼いたベーコンをぶち込んだだけのものなんだけど、山で食うと美味いんだよね。


腹いっぱいになったら、登りましょ!

先は長いぜ!

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2,000m付近から雪道になってきた。

雲っていたし、気温が低いのでズボズボは少な目です。


見晴らし台まで来ると、、、

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ドカ~ンと千枚が!

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悪沢、赤石も!

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看板にある「6/7」ってのは多分、千枚小屋までのコースタイム7時間のうち6時間目ですよ、って意味だと思う。

でもね、それは夏山のハナシね。

こっからがキツかった。。。

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見晴らし台からコースタイム1時間10分(夏)の所、2時間ちょっと掛かって駒鳥池まで…

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駒鳥池から、千枚までは50分のコースタイムなんだけどね…

小屋はまだ遥か遠くだよ…


何とか小屋の近くまで来ると、50代の男性に追いつく。

「トレースがあるけど、どれを信じていいのか…」と迷ってる。

GPSで確認すると、もう小屋は直前だし、どれを登っても小屋には着けるはず。

こんな時は、疲れ切って変な心理的バイアスが掛かった思考よりも、GPSを信じた方が吉なんです。


迷う事無かれ、その一歩が道となる!

進め~!


無事、小屋に到着!

冬期避難小屋には二軒小屋から登って来た、50代の男性が一人。

避難小屋を勧めてきたけど、塩見の一件もあるし、快適さよりも自由を選ぶ方がイイよね!

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今夜のお宿が完成です!

やっぱり、エスパース・デュオXは雪山が似合うよ!

ようやく落ち着けたのは出発から10時間後です(;^ω^)


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それでは、お疲れさん開始です!

富士山に乾杯!

最高!

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水作り開始です!

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穂先メンマとか、スモークチーズを食べながらマッタリです!

ホント至福の時だね!

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夕飯は中華丼に、生野菜入りわかめスープです!

10時間歩いた後では、なんでも御馳走だね。

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夕暮れに沈む富士山はとっても素敵です!


長い、長い一日が終わりました。


ふぁ~、、、持参した焼酎を消費することもままならず、夢の中に突入です。


オヤスミ~~~!


zzz


💤





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by weekend-mountain | 2017-05-09 21:58 | 南アルプス | Trackback | Comments(2)
2017年 05月 06日

GW後半は偵察登山のために南アルプス南部へ 1日目 170503-05

GWの後半、5月3日~5日の2泊3日で、南アルプスの千枚岳(2,880m)と、丸山(3,032m)に登って来た。

どちらもメジャーな山ではないけど、南アルプス南部を縦走した人なら聞いたことある山の名前だと思う。

そうです、大縦走の端っこです。

来年の正月には、悪沢岳登頂を目指していて、その偵察のために積雪状態のルートを歩いてみたかったんだ。


当初は3泊4日の予定で、悪沢岳まで行く予定だったんだけど、6日が悪天の予報が出ていたので予定を早めて手前の丸山まで行って来たってワケ。

って簡単に書いているけど、凄まじくハードでした(^_^;;


それでは行きましょう!

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沼平ゲートを午前9時に出発です!

駐車場には恐らく茶臼岳方面に向かったと思われる車が結構な台数ありました。

GW期間は東海フォレストの送迎バス(という名の白バス)が運行しているのですが、今回は厳冬期を想定しているので、椹島まで徒歩で向かいます!

まぁ、5時間の林道歩きくらい、どおってコトは無いっすよ(*´з`)~♬

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30分ほどで恐怖の大吊橋が見えてきました!

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大吊橋まで来たよ。

いつもはここから茶臼に向かうんだけど、今日はここを渡らずに東俣林道を北上します!

オレ以外にもご夫婦が1組、同じく徒歩で椹島に向かっていきます。


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大井川の流れを見ながらひたすら歩くんです、えぇ、歩くんです!

曇りがちなのであんまり楽しくない…

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上河内岳が見えました!

イイねぇ~!

南アルプス好きにとっては「かみこうち」というと「上高地」ではなく、「上河内」なのです(`・ω・´)キッパリ!!

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青薙山登山口です。

まぁ、この辺までは余裕しゃくしゃくっす!

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畑薙橋を渡って、右岸側に出ます。

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笊ヶ岳登山口の中ノ宿吊り橋まで来れば、中間ちょっと手前くらいです。

因みに笊ヶ岳への登山道は、崩壊が激しく通行はムリっぽいです。

まぁ、ここから登る人はいないでしょうけどね。

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雪山が見えた(^O^)/ウホ~

千枚岳かな!

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出発から3時間ほどで赤石ダムに到着しました!

上河内と茶臼!

ここから見ると立派だね~!

椹島までの道のりで最もキツイ(?)、ダムへの上り坂を上がると、、、

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赤石トンネルです。

入口にでっかいスズメバチの巣がある(ハチはいない)。

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ダムの水はエメラルドグリーンでとっても美しい!

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新聖沢橋を渡れば、、、

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聖沢登山口に到着です。

ここまで約3時間半です。

でもね、必要以上に飛ばしてきたので、右ひざが痛みだしてヤバイ感じになって来た(-_-;)トホホ

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牛首峠までの登りをヒーヒー言いながら登りきると!

赤石岳の美しい姿!

この風景は、静岡市のライブカメラ画像で見ることが出来ます。

↓コチラ

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んで、牛首峠から、椹島へと下って行きます。

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沼平ゲートから4時間半、ようやく椹島ロッジに到着です!

30人ほどの宿泊客がいたみたいだけど大半は釣り客で、登山客は10人位なのかな。

受付を済ませ、テン場に移動。

テン場一張り¥1,000だって、、、高けえ、、、

ココハキタアルプスデスカ?ミナミアルプスデスヨ!

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今夜のお宿が出来ました!

エスパース・デュオXは、雪山ではなく芝の上ではナンカ変な感じだね。

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今回350ml缶は6本担いできました!

学生時代に所属していたワンゲル部で「酒の一滴は、血の一滴」と強く叩き込まれたんです。

未だにその教えを忠実に守っている訳であります!!(๑•̀д•́๑)キリッ

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でも、冷えてないのでロッジの販売機で冷えたヤツを買ってきて、お疲れさん開始です(^^;;

うま~!ゲップ

途中の林道で追い抜いたご夫婦も、遅れてテン場に到着。

その後、バスでやってきた3人組がテン場にやってきて、総勢6名のテン場になった。


で、マッタリしたら、16時から入浴可能なので、ひとっ風呂浴びてきた。

疲れた足腰には熱い風呂はありがたかったね!


テン場代が高いって文句言ってゴメンナサイ。

椹島最高じゃん!

風呂は入れるし、トイレきれいだし、調理場もあるし、ビールも買えて、空き缶も捨てれるし。


¥1,000?

安い安い!

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そんでもって、夕飯っす!

親子丼に、野菜スープに、ハンバーグです!

腹いっぱいです。。


調理場が貸し切り状態だったので夕食後も居座って、酒を飲んでiPhoneで音楽聞いたりしながらマッタリです。

それにしても、今日はアホみたいに飛ばしたせいで、右ひざがヤバいくらいに痛い(>_<)

明日はハードな山登りだって言うのに、大丈夫かなぁ~。


まぁ、たっぷり食ったし、寝りゃ治るかな。


酔いも回ってきたし、、、

オヤスミなさい~!


zzz

💤



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by weekend-mountain | 2017-05-06 19:26 | 南アルプス | Trackback | Comments(0)
2017年 04月 23日

あれから1年 杣添尾根 横岳 170423

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今日は八ヶ岳の横岳に、杣添尾根(そまぞえおね)から登ってきました!

毎年、この時期の杣添尾根を歩くのが楽しみになっているんだ。


それでは行きましょう!

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海ノ口登山口を6時15分に出発です!

本当はもっと早くに到着予定だったんだけど、考え事しながらボケーッと走っていたら美濃戸口に向かっちゃっていてね(^^;

途中で気づいて引き返したりして、遅くなったんだ。

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林道をしばらく行くと、稜線が見えました!

いや~、雪多いね~!

林道からいよいよ登山道に入ると入口から積雪状態。

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冬靴に、アイゼンです!

アイゼンは、今回もモンベルです!

今シーズン手に入れたグリベルG12は正月以来使っていない。

G12 は重量級で爪が長いから厳冬期専用で、この時期は使う気がしない。

モンベルは擦り減った爪を削って、フロントベイルを交換したら、とっても使いやすくなった!

軽いし、最高です!

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雪は死んでいるけど、量は多いね!

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木漏れ日がステキです!

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2時間ほどで、「万歩計で中間地点」ってところまで来た!

つうコトは、あと2時間?

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富士山真っ白だね!

5月中に行ければ行きたい。

でも、雪が多そうだから6月でもイイかな。

その前にサングラスを調達しなきゃ(;^ω^)

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さあ、いよいよ樹林帯を抜けるよ!

雪も白くて最高だね!

昨日うっすら降ったみたい。

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積雪期のみのお楽しみ、杣添尾根の稜線通し!

行くよ!


因みに夏は、稜線右側のカンバ林の中を歩くので展望なし。

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視線を右に移すと横岳山頂が見える。

分かり辛いけど、真ん中の右隣のポコがピークです。

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視線を左に移すと、八ヶ岳最高峰の赤岳!

これほどまでに見る位置で形の変わる山は無いよね~!

なんですか、この斜度は(゜.゜)

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まもなく主稜線に上がります!

先行者に追いつきました。

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主稜線に乗ったよ!

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奥のピークが横岳山頂です。

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あとちょっと、、、

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この鉄階段を上がれば…

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出発から3時間45分、午前10時ちょうどに到着です!

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一応証拠写真。

このすぐ後に、硫黄岳方向からガイドと猿回し状態の登山者が上がってきた。

どうやら初心者みたいで、あんまり楽しくなさそうで可哀想。。。

ガイドの選択間違ったんじゃない。。。

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中央、御嶽、そして今年唯一滑った富士見パノラマスキー場!

まだ営業できるくらい雪あるよね。

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北もバッチリ見える!

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諏訪湖もバッチリ見えるよ!

やっぱり八ヶ岳からの諏訪方面の眺めは最高だね!

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でもって阿弥陀。

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そんでもって赤岳!

その向こうには、愛すべき南アルプス!

いや~、最高じゃないか!

来て良かった!

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登ってきた杣添尾根。

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見下ろすと、さっきのガイドとお客が、「カニの横這い」をトラバース中。

何だか微笑ましいねぇ!

のんびり30分、山頂で休んだら、、、

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降りますか!

下りは楽チン!

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雪が緩んでザクザクなので、両足を滑らせながら降りて行きます!

こういう時は長いコト北国に住んでて、ウインタースポーツをやってて良かったなって思うよ。

雪質を見ればだいたいの事は分かる。

他の登山者は必要以上にビビリまくりだもの。

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サヨナラ赤岳!

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サヨナラ杣添尾根!

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名残惜しいけど、樹林帯に突入です!


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富士山!


もう下りはガシガシ下ってアッと言う間です。

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林道の東屋まで1時間ちょっとで下って来た。

デポっていた夏靴に履き替えます。

オレね、なるべくトレッキングシューズをアプローチシューズにして雪の無い所では冬靴を履かないようにしている。

何故かって言うと、冬靴を長持ちさせるため。

特に暖かい時期に冬靴を酷使すると、あっという間にダメになるからね。

貧乏臭せえって?

イイんですよ、長く続けるには極力お金を掛けないコトが重要なんです!


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2時間ほどで戻ってきました!

6時間の程よい旅でした!


雪山は下りが楽でいいね!


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帰り道で見た甲斐駒ケ岳!

カッコイイ!

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鳳凰三山!

あぁ、静岡に帰りたくない。。。


今日は1年ぶりの杣添尾根だった。

1年前は、夜学を卒業して、それまで勤めていた会社を退社し、今の会社に移る直前だったんだ。

色々考えていたし、悩みも多かった。


今は転職して収入は増えたけど、週休1日で休みは随分と減ってしまった。

正直、良かったのか、悪かったのか分からない。

プレッシャーやストレスに押しつぶされそうな毎日、、、

でも、頑張るよ!

頑張んなきゃなって、思ったよ。

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道の駅「南きよさと」には去年と同じように、たくさんの鯉のぼりが気持ち良さそうに泳いでいた。



で、

帰ってから、久しぶりに古くからの友人に電話。

夏山の道具をヤツのショップから発注掛けてもらうためにね。

久しぶりに話せて楽しかった!

ホントは冬に遊びに行きたかったんだけどさ。


何だか今日は楽しかった。

1年前とは色んな事が変わってしまったけど、それでも山も親友も変わらずそこに居てくれるコトが、嬉しかったし、なんだかかんだオレの支えになってるんだって思ったよ。

ありがとう


明日から頑張るよ!




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by weekend-mountain | 2017-04-23 22:01 | 八ヶ岳 | Trackback | Comments(6)
2017年 03月 27日

帰路 3日目 170318-20 塩見岳

春分の日の三連休(3月18~20日)で南アルプスの塩見岳に登ってきました。

最終日の3日目です。


明け方ころから風が強くなって来たようだ。

時折テントを風が揺らしてゆく。

そのたびに、テントの内側に付着している霜が雪のように降り注ぎ、その冷たさで目を覚ます。

再び眠りについても風が吹くたびに、霜の冷たさでまた目を覚ます。

その繰り返し。


シュラフに潜り込もうにも、ナンガのレギュラーサイズは俺には窮屈でどうにもならない。

時計を見ると、6時ちょっと前。

起きるか。。。

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塩見がキレイだね~!

のんびり朝食、水作り。


テントの外で塩見の写真を撮っている男女の声がするのでテントから顔を出す。

とてもキレイな女性がいてビックリ!

6人組にこんな美人がいたのね~!


食後はパッキングに、テントの撤収。

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7時30分、下山開始です!

2日間ありがとうね~!

4人組、6人組はとっくに出発した後で、テントの二人はまだ寝ているみたい。

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仙丈が朝日をうけて輝いています。

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本谷山の向こうには間ノ岳が見える!

この景色ともサヨナラです。

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細い稜線を下ります。

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木があるので怖くはないけど、結構な空中散歩だね!

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木曽駒なんかもバッチリ見える!

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さあ、急斜面の尾根を下るよ~!

トレース無視で、激下りしたいところなんだけどね~

表面がクラストしているんで、ズボッとなって進めない…

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尾根から降りたら、トラバース地獄の始まり。

まぁ、基本的に下り基調なので、行きより大分楽です!

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トラバーは続く~よ♪どこまでも~♪

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5/10でようやく長い長いトラバースから解放!

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1時間半ほどでこの看板の所まで。

行きはこの看板を見て「2時間か~!、まぁ3時間掛からないだろう」なんて簡単に考えていた。

ところが、実際は4時間以上掛かったんだ。

下りはすぐだね~!


林道までは30分で行けるでしょう!

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途中、こんな腐り雪のトラバースがあったりしてね。

上よりよっぽど怖いよ。

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さぁ、カラマツの明るい林に出たらもう林道まではすぐです!

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2時間ちょっとで、鳥倉林道まで降りてきた!

アイゼンを外し、冬靴、スパッツも脱いで、デポしておいたトレッキングシューズに履き替えます!

あぁ、楽ちんだ~!

簡単に食事をしたり、のんびり30分ほど休んだら、今度は長~~~い林道歩き(^^;;

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デブリを越えて、

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夏ゲートをこえて、、

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途中で水を飲んだりしながら下ります。

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夏ゲート周辺が拡張されただけじゃなく、第2駐車場も整備されている。

はたして、夏にここから登山口まで歩く人はいるかなぁ~?

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赤石、悪沢にもサヨナラです!

林道は南アルプス側から折り返して、反対側に出ます。

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今度は中央アルプスがバッチリです!

まぁ、奈良田からあるき沢までの林道歩きに比べたら断然景色が良いからね、林道歩きも苦になんないよ。

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ようやく冬ゲートまで戻ってきた。

4人組の車はもうなくなっていた。


そこからちょっと行くと、冬用の駐車場がある。

6人組が、荷物を降ろして靴を履き替えたり、帰りの準備をしているところだった。

「お疲れ様~!」

「ご苦労様~!」

などと、お互いにあいさつを交わします!

「いや~、まだお疲れ様じゃないんです。車はまだまだ下の方なんで(^^;;」

「あはは、そうでしたね!お気をつけて~!」

チェーンが切れた事は山小屋で話していたので、6人組は笑って見送ってくれた。

「また、どこかで会いましょう!」

6人組に呼びかける!

「またどこかで!」

6人組が答える!

嬉しいね~!


でもさ、、まださ、、、

FFの夏タイヤで、片方しかチェーンのついていない車でアイスバーンを下るという、ある意味今回の最大の山場が待っているのでちょっと憂鬱です(x_x)

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戻って来たよ~!

登山口から2時間半、山道より長い林道歩きでした。。。


疲れた~((+_+))

荷物を積んだらいよいよアイスバーンに突入です。

何とか、無事通過!

今回の山行で一番緊張したかも(^^;;


大鹿村に降りたら、酷道152号線を北上、時間もあるので下道でのんびり帰路につきました。



今回、塩見岳にチャレンジして、結果として敗退した。

ま、原因は幾つかあるけど、そもそもが準備不足だった。


前々から練り上げた計画ではなかったし、急遽決まった三連休に、前日に決めた塩見行き。

それじゃあ、登れなくて当たり前。


オレの場合、一人で冬山に登るので、夏の間に何度か登ってコースを下見しておく。

地図無しでも降りてこられるように、ランドマークやら、全体の様子を頭に叩き込んでおくためにね。

でも、塩見はそれを全くやっていなかったし、このコースは5年近く前に一度日帰りピストンしたのみだからね。


だからさ、山行全体のイメージが全くできてなかった。

そんな状態だったから不安が芽生え、他人にあやかろうと甘えが生まれてしまったんだ。

無計画でも誰かについて行けばイイやって、一番やっちゃいけない山登りのパターン。

遭難しても文句は言えない。


まぁ、でも無事に降りてこられたし、次へのきっかけになったから良かったのかな。


鳥倉林道からの塩見岳に次いつ行くかは全くの未定だけど、今年は夏に再訪してみたいと思います。


ただね、静岡からだと遠いんだよね。

赤石山脈をぐるっと回らなきゃなんない、、、

日帰りするにも、前泊は必要、、、


まぁ、きっと機会はあるでしょう!

その時を楽しみにしてますか!


あっ、今回敗退はしてしまったけど、最後に言いましょう!


南アルプス最高~~~~~~~~~~~~!



どうも!





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by weekend-mountain | 2017-03-27 20:33 | 南アルプス | Trackback | Comments(0)
2017年 03月 25日

敗退 2日目後半 170318-20 塩見岳

春分の日の三連休(3月18~20日)で南アルプスの塩見岳に登ってきました。

その2日目後半です!


4人組が撤退したお陰(?)で、オレの中の甘えの気持ちがスーッと心から消えて行った。

そうだよ!そうでなくちゃ!


聖を思い出せ!


実に凛とした気分だ(^_^)


権右衛門山からは一旦下って樹林帯の中に突入する。

で、いよいよ塩見の山頂に向かって登って行く。
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写真じゃ伝わらないけど、結構な斜度だよ。


ラッセルです!

ラッセルしかないんです!


しんど過ぎて笑えてくる。

踏み出せばその一歩が道となり、その一歩が道となる!

シャラァ~~!

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来たぜ塩見!

取り付いたぜ!


ワカンはデポって、アイゼン、ピッケルの戦闘態勢に!

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稜線上に出れば素晴らしい世界が広がる!

あとちょっとだ、頑張ろう!

気を抜いた瞬間、、、

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雪庇を踏み抜いた、、、


胸まで潜って、ビックリ(;゚Д゚)

雪庇って端の方を歩いていて崩落するものだと思っていたけど、雪庇の張り出しの根本にクラック(シュルンド?)があるんだね。

身をもって学習しました。

生きててよかった(^^;;
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岩稜帯が見えてきた。

直登は出来ないので、右に巻いていきます。

岩稜帯を巻くには、かなり際どいトラバースの連続。

写真を撮ってる余裕なんて無いから伝わんないけど、足元から谷底まで数百メートル切れ落ちてるようなところを行かなきゃなんない。

目の前に岩があれば、足元から下が無くても進むことが出来る。


でも、目の前も、足元も面ツルの雪だとねぇ…

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はぁ、無理だよ!

目の前のトラバースを丸腰でステップ切って行くなんてさ。


ガンバレば行けると思う。

でも、この時点で午前10時40分。

山頂に着くのはおそらく12時頃だろう。


降りてくるのは13時過ぎ。

ここは南斜面。


今は厳冬期じゃない。

残雪期だ。

13時にはこの斜面は間違いなく緩んでくる。

ステップは限りなく不安定になる。


降りられるのか?


いや、無理だ。


OK!

終わりにしよう!

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到達地点、2,929m。

山頂までは、残り117m。

午前10時46分、終了です。


精一杯頑張った!

敗退とはいえ、またチャレンジするきっかけを手に入れたんだ。

潔く降りよう!

その前に。

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赤石、悪沢を目に焼き付けておきます!

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先週登った仙丈!


下り始めると、テント泊の50代の夫婦が登ってきた。

「早いですね!もう頂上に上がったんですか?」って聞いてきた。

「いえいえ、この先のトラバースがヤバかったんで降りてきました。たぶん行けるとは思いますけど、帰りは厳しいと思います」と忠告。

「ロープあれば行けますか?」って。

まぁ、見た感じエキスパートっぽいし、ロープも、ハーネスも、メットも持っているので行けるでしょう。

「多分、大丈夫!」


二人を見送りました。


6人組も登ってきた。

同じ質問をされたので、同じ返答。


6人組は、「そこまでで景色を堪能して戻ってきます」とのコト。

うん、それが賢明!

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右の肩に2人、稜線上に6人が登って行きます。

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間ノ岳、西農鳥、農鳥の素晴らしい展望!

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広河内岳からの白峰南嶺!

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オレが付けたトレースを、みんなが辿ってくれるのは何だか嬉しいね!

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樹林帯に戻ってきました。

もう、怖いものはありません。

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権右衛門山に戻ってきた。

6人組が降りてくるのが見える。

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もう塩見を堪能です!
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大分遠くなったな。

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三伏峠小屋が見えました!

も少し!

頑張って、頑張って!

オレ!


出発から10時間半、三伏峠の冬期小屋に帰還しました。

冬期小屋では4人組が食事を作っていていい匂い!

「早いですね!もう山頂から戻ったんですか?」と聞いて来た。

「いや山頂には行けなかった。2,900m付近で戻ってきたんだ」と答えた。

彼らと話しながらも、清々しい気分でいる自分に気づく。

冬期小屋の中は薄暗い。

今夜は、テントで眠りたい。

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冬期小屋のすぐ横だけど、テントを張りました!

きっと、4人からは変人扱いなんだろうな(^^;

まぁ、イイや!

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ビールを飲みながら水作りを開始!

はぁ、マッタリってイイなぁ~!

ビールがうっすらシャーベットになってるよ(#^^#)ゲップ


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塩見が夕日に染まってきたね!


18時頃になって6人組が戻ってきたようだ。

無事で何より!

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夕飯は長ネギたっぷりの鍋です!

最高に美味い!


夕飯を終えて、テントでマッタリしていると、外で男女の声がする。

どうやら4人組の置いてけぼりにされた2人みたい。


しばらくすると声がしなくなったので、小屋に戻ったんだろう。

それからしばらくして何となくテントの外に人の気配を感じて外に出ると、4人組のうちのさっきのうちの青年(朝俺を起こしてくれた青年)が星の写真を撮っていた。

写真を見せてもらうと、オレのテントと北斗七星が写った写真を見せてくれた。

オレは相当酔っぱらっていたんで、何を話したかよく覚えていないけど、天の川の話とか、写真の話をしたのかな?、なんだかとっても気分がよかった。

青年が「明日は4時起きで、5時には出発します。どうしますか?」って聞いて来た。

ホントいいヤツだな、オレの事を気にかけてる。

「ん~、明るくなったら起きるよ!多分」などと話していると、青年が何かに気づく。

「今、声がしませんでした?あれ?誰かいる」と、稜線を見ると光がチラチラ見える。

「あ、テント泊の2人だ!」とオレ。

そう、時計を見れば20時過ぎ、今から10時間ほど前に稜線で話をした二人が今になって戻って来たようだ。

山頂には立てたんだろうね、でも相当厳しかったんだろう。


無事戻れてよかった!


青年が冬期小屋に戻ってしばらくして2人組も戻って来た。

4人+6人+2人+オレ=13人が無事、三伏峠に戻ってこられた!


良かった!良かった!


ふぅ~!


オヤスミ!


💤…













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by weekend-mountain | 2017-03-25 21:36 | 南アルプス | Trackback | Comments(6)
2017年 03月 24日

敗退 2日目前半 170318-20 塩見岳

春分の日の三連休、塩見岳に登りに行って来た。

その2日目です!


午前3時30分、一斉に腕時計のアラームが鳴り響く。

オレはとっくに目を覚ましてはいたが、ささやかな反抗心(?)で動かずにいた。

すると、4人パーティーの一番若そうな青年が俺を起こしてくれた。

ありがとう!イイやつだな~!


夕べの鍋の残り汁に棒ラーメンと粗挽きソーセージをぶち込んだ簡単朝食。

パッキング、朝一の軽量化(キジ打ち)を済ませ、いよいよ山頂に向け出発です!

4人組と一緒にスタート。


6人組は完全にトレース泥棒狙い…


今時期なら、5時スタートではアッと言う間に明るくなってくる。

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塩見へは幾つものピークを越えて行かなければならない。

先ず一つ目の三伏山。

前を行く4人はかなり早いペースで進んでいく。


オレにはオレのペースがあるので、彼らを追うことはしない。

ゆっくり行こう!始まったばかりだ。

どんどん飛ばしてトレースを付けてくれ~!

頼んだよ~!

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流石に風が強いけど、最高に気分がイイ!


歩きだして40分ほどすると、先の4人組が休憩していた。

しゃあない、こっからは独りラッセルで行きますよ(^^;;

まぁ、ラッセルって言っても、脛くらいのラッセルだし大丈夫でしょう!


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2つ目のピーク、本谷山に向かいます!

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雪もそこそこ深くなってきて、こんな雪庇があったりして楽しいっす!

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ダイヤモンド塩見!

この写真を撮っていると、4人組が追い抜いて行った。

相変わらず凄い速さで登ってく!

流石若いね!


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本谷山に到着!

4人組が休んでいた。

朝起こしてくれた青年と、唯一の女の子の二人はかなりバテ気味の御様子。


写っているのは歩いて来た稜線。

大分来たけど、まだ半分も来ていない。

ふぅ…

んじゃ、先に行くよ~!

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ひたすらラッセル、ラッセル!

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塩見がだんだんと近づいてきた!

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これまでに4つのピークを越えてきた。

最後のピークが塩見の手前の権右衛門山だ。

抜きつ抜かれつの4人組は、いつしか2人組になっていてラッセルはオレが先行する時間の方が多くなった。

つうか、オレは自分のペースを守り、一定のスピードで登っているだけなんだけどね。

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権右衛門山に到着です!

かなり塩見に近づいたね(^^)

この時点で、出発から4時間の午前9時。


4人組のうち2人も到着していたので、

「あれ、2人は帰ったの?」って聞くと。

「いやまぁ、適当に…」とのコト…


オイオイ、雪山で仲間を置き去りかよ、、、

まぁ、オレはパーティーの一員じゃないし…


で、リーダーが驚きの一言、

「私たちはここで引き返します」とのコト…


もうね、がっくり…

それは彼らに対しての感情じゃない。

彼らは頑張ったんだ。

そうじゃないんだ。

「松本の山岳会」ってレッテルに期待していた弱い自分に対して凄まじい嫌悪感を感じたんだ。


”彼らが俺を引っ張ってくれる”

”6人組も協力してくれる”

”5時起きでも山頂に立てる”


それは幻想でしかなかった。


バカだなオレ。

何故俺自身を信じなかった。

何故自分の信念を貫き通さなかったんだ。

多分、この時間からでは山頂には立てない。

でも、行こう!

ここで終わったら、絶対に後悔する。

精一杯持てる力で、山と向き合おう!






2日目後半につづく








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by weekend-mountain | 2017-03-24 20:29 | 南アルプス | Trackback | Comments(0)
2017年 03月 21日

敗退 1日目 塩見岳 170318-20

春分の日の三連休、塩見岳に登りに行って来た。

世間並みの三連休なんて、今の会社に転職して以来まったく夢のまた夢だった。

それが3月になって 社全体の仕事が薄くなってきたおかげで三連休を取る事が出来たんだ!

そりゃ~もう、小躍りしようってなモンです!


でもさ、急に三連休と言っても、行きたい山が思いつかない。


もちろん行きたい山はいくらでもあるんだけど、冬山の2泊3日で登る想定を全くしてこなかったのでイメージが湧かない。

で、散々迷いに迷って前日に、鳥倉林道からの塩見に決定したワケ!

まぁ、その時点で雪山ナメてんの?ってハナシなんだけどさ(^^;;


それでは行きましょう!


静岡を午前2時半に出て、中央道経由で松川ICまで。

県道59号から県道22号を経て、大鹿村に。

そっから鳥倉林道を登って行きます。

順調に登って行くと、林道には雪が!

夏タイヤなので、チェーンを装着です。


走り出してすぐに、左前タイヤからバタバタと音が、、、

あぁ、チェーン切れた…


仕方がないんで冬ゲートまで行くのは諦めて、雪の無いところまで一旦下ります。

広くなった場所に路駐して、そっから歩いて行くことに。。。

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約1㎞余分に歩いて冬ゲート手前の駐車場に到着!

この2台はチェーンをセットしているときに抜いて行った車です。

名古屋からの方々の様です。

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まぁ、チェーンが切れたのが下の方で良かったよ。

もし、上まで来ていたらヤバかったね。

なんせ夏タイヤですから、、、

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で、ちょっと行くと、冬ゲート。

ゲート横には松本ナンバーの車が一台停まっていました。

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退屈な林道歩きなんだけど、初めのうちは右手に中央アルプスの素晴らしい展望があって気分よく進めるんだ!

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日が当たる場所には雪は無いけど、日陰にはもっさり雪がある。

しばらく行くと、鋭角の尾根をまいて南側に出る。
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今度は、赤石、荒川三山と言った、もう素晴らしすぎる景色が夢のように広がる!

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凄いね~!

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出発から2時間半ほどで、夏ゲートに到着です!

ここに来るのは5年ぶり近くになる。

前に来たときは駐車スペースはホントに僅かだったけど、拡張工事してかなり広くなっていてちょっと驚きだね!

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程無くして、6人パーティーに追いつきます。

先ほどの2台の名古屋のパーティーだった。

道を譲ってもらい、先を行きます。
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林道をふさぐデブリ。

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出発から3時間で、登山口に到着!

アプローチシューズとしてトレッキングシューズを履いて来たので、冬靴に履き替え、腹ごしらえをします。


じきに6人組が到着。

お菓子を貰ったり、ちょっと話をして、先に出発です!

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スタートから積雪状態。

雪はまぁまぁ悪くないけど、春の感じです。

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道すがらこの看板が続きます。

南アルプスにありがちな延々と続く樹林帯歩きなので、こんな看板が無いとやってられないってのもあるんでしょう。


正直オレも、このルートは夏に一度歩いたきりで、ルートがほとんど頭に入って無い。

初めて来たと言ってもイイくらい。

そうなると、やっぱ景色のほとんど変わらない樹林帯歩きはシンドく感じるから、この看板もアリかなって思えるよね。

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3/10まで来る頃には気温が上がって、雪が腐り始めてきた。

アイゼンは高下駄状態になって本当に煩わしい、、、

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5/10の辺りから、北斜面のトラバース地獄に突入です!

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よくまあ、トラバーを切って行ったもんだね。

先行者はどんな奴らなんだろう?

気を抜くと踏み抜くので、ホント嫌になる。

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トラバー地獄が終わったら、とんでもない斜度の稜線を上がります。

GPSで確認すると、夏ルートの1本手前の稜線を上がって行くんだけど、なんか意味あるのか、塩見の冬ルートはこれが定番なのか全く分かりません。

とにかくトレースを頂く方が賢明だからさ、従っていきましょ!

それにしても酷い登り…

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何とか稜線に出ました!

仙丈の美しいコトったらないね!

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稜線上は締まりの無い雪で、パウダーというよりサンドって感じでアリ地獄の様。。。

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ワカンを装着して何とかやり過ごしていきます。

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登山道入口から5時間掛かってようやく三伏峠に到着です!

いや~、実にしんどかった。


とにかく、トレースを付けてくれた人に感謝です!


と、4人分のザックが置かれていて、20代前半であろう男女2人がいたので挨拶すると、どうやらトレースの主らしい。

先ずは、大変なラッセルのお礼(^^)

ゲート横の松本ナンバーの車の主とのコト。

話をすると4人は、松本の山岳会メンバーらしい。

さすが地元長野の山岳会だね!


他の2人は冬期小屋の入口の掘り起こしと、便所の掘り起こしをしているらしい。


んじゃ、オレはテン泊の準備を、、、

と思っていると、冬期小屋の掘り起こしをしていたリーダー格の青年が強く冬期避難小屋泊を勧めてくる。

小屋は2部屋に分かれていて、決して広くは無い。

まあ、もう午後4時になるし、天気も高曇りでイマイチだし、小屋泊にするか!ってことにした。


4人は一部屋使うから、もう一部屋の方を使うことに。

そうこうしているうちに6人組が到着し、冬期小屋になだれ込んできた。


つうコトで、6人組に部屋を渡し、4人組と同じ部屋に落ち着くことになった。


その後、遅い時間になって50代の夫婦が到着したが、彼らはテント泊ってコトで小屋の横にテントを張っていた。

これで、4人+6人+2人+オレ=13人が明日塩見の頂上を目指すことになった。


17時過ぎになって、ようやく水作りを開始!

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何だか周りがバタバタしていて落ち着かないし、マッタリとはいかないけどビールで乾杯です。

今回は350ml缶を6本担ぎ上げました!

バカでしょ~!

因みに焼酎は1リットル担ぎ上げました。


いい気分になって4人パーティーの青年らと少し話をしたり、なんとものんびりした気分に!

リーダーは学生時代ワンゲルだったらしく、今回はラッセル隊長だったようです。

頼もしいね!

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夕飯は鍋です!

食べ始めて少したってから、写真を撮ったのであんまりボリューム無いように見えるけど、野菜、肉たっぷりの鍋で最高に美味かった。


同じようなタイミングで、4人組、6人組が火を焚いているので、狭い冬期小屋内はとっても暖かい。


凍った装備が解けるので、非常に助かる。


食事後に、4人組のリーダーから、「3時半起きで、5時出発」の予定だと聞かされる。

6人組も同じようだ。

オレは「2時半起きで、4時出発」のつもりでいた。

オレ一人が1時間早く起きて、小屋内でゴソゴソやるのは悪い気がして、オレ以外の小屋全員の意志である「3時半起きで、5時出発」に合わせることにした。


正直、「3時半起きで、5時出発」と聞いた瞬間に、「山頂に上がれないかも」って思った。

だって、この先トレースは殆ど消えてしまっていて、ラッセル必至だし、そもそも3,000m級に上がるのに、5時出発はありえないしな、、、

でも、ここまでの力強いラッセル跡を見て来たら、この4人ならガンガン行くのかもしれない。

引っ張ってもらおう。

6人組も加われば奇跡もあるかも!


って、この考えが甘すぎた。

彼らのせいにするつもりは毛頭ない。


でも、この時点で冬期小屋いる全員が敗退することが決定した。



2日目につづく…


オヤスミ~!


💤…







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by weekend-mountain | 2017-03-21 22:19 | 南アルプス | Trackback | Comments(4)
2017年 03月 20日

敗退 170318-20 塩見岳

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春分の日の三連休を利用して、南アルプスの塩見岳にチャレンジしてきました!

結果はタイトルにあるように敗退です(^_^;;


まぁ、いろいろと考えさせられた山行でした。

その辺については明日以降にアップしていきますので、ヨロシクです!




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by weekend-mountain | 2017-03-20 21:21 | 南アルプス | Trackback | Comments(0)