見えている次のピークが広河内岳です。
大門沢下降点で、ザックを回収して約1時間、
凄まじい強風で、もう立っているのがやっとの状態です。
厳冬期の八ヶ岳にいる気分です(^_^;;
やっぱり何だかんだ言っても、3,000m峰はでかいね!
う~ん、たまんねぇ!
コレだよ、コレコレ!
いきましょう!
「山と高原地図」には「池ノ沢コースに入らないように」と書いてあるけど、むしろ池ノ沢コースが見付かりません。
稜線上では空気が粘度を持っている事を嫌ってほど体感できるよ(x_x)
ただ踏み跡は限りなく薄いです。
ココは塩見を独り占め出来るポイントだね!
でも、この時期は季節風が直撃するので無理ですけどね…
目を開けているのも辛い状況です。
ココまではペンキマークが随所にあって迷うことはありません。
ゆる~り稜線歩き、、、
と言いたいところですが、とにかく風が強くて真っ直ぐ歩くのもやっとです。
ただし、小さなケルンが点在していて、進むべき行く先を教えてくれる!
小さく見えている赤いヒト。
赤いウエアに赤いザックなので、女性かと思ったら男性のソロ、、、
まっ、オレもオレンジのウェアに、オレンジのザックですけどね(^_^;
このコースは逆の方がイイかもね!
白河内岳の周辺には魅力的なビバークサイトが点在してます!
来年への構想が膨らみます!
笹山へは「山」が付く名前のとおり、森林限界まで下がります。
歩いていると暑いくらいです。
平和な樹林帯歩きから一旦森林限界を抜けると、
もう疲れ果てていて笑えません。
富士山キレイだ!
イヤ~っ、疲れた!
長かったし、風が強くてしんどかった!
でも良かった!
最高~!
美味いね!
お腹一杯になったら降りましょう!
この先、写真はありません。
とにかく急坂を下ります。
イヤって程下ります。
ガンガン下ります。
ココから先はスギの樹林帯を辟易するほど下ります。
笹山からコースタイムで4時間40分を2時間30分で激下り…
久々にバテバテ…
先週に引き続き、11時間のロングトレイルでした!
しかも、同じく「山と高原地図」では破線扱いのルートです。
まぁ、鋸岳は結果的に11時間以上掛かったが、今回は単純に長かった。
コレを書いているのは2日後の11月3日だけど、久しぶりに筋肉痛バリバリ。
最近はマッタリ系ばかりだったので、ガッツリ系は楽しいね!
冬に向けてガッツリ系でいかなきゃなんないからね!
本格的に雪山になる前にガッツリ系でいきますよ~!
あぁ、忘れてました!
やっぱり!
南アルプス最高~~~~~~~~~~~!
強風の稜線歩き、そして、ひたすらの下降……
南アは山がでかいから、この山域でガッツリ系で鍛えておけば、どこへ行っても怖いものなしですね!
ただ、一つだけ気になったことが。
私だったら、山頂記念写真、どれか一つは”斜め横顔”とかにして、男のシブさを演出するけど……
まっ、人には撮られたくない側面もありますからね。
こんばんは(^_^)
やっぱり南アルプスが性に合っていると思います。静かですし、雄大ですしね!四季を通じて南アルプスで遊びたいと思っています。
証拠写真に関しては今まであまり考えてませんでした(^_^;;
わたくしのような甲斐性なしに「男のシブさ」が醸し出せるとも思えませんが、意識して撮ってみます!