昨日書いた記事(→
コチラ)のとおり、土日にテン泊で南アルプスに行ってきました!
貴重な連休ですからね、まだ林道が冬季閉鎖中の今しか出来ない、と言うか今しかやっちゃいけない、とっておきをやっとこうワケです(^_^)/
それでは行きましょう!
登山口はお馴染みの奈良田(山梨県南巨摩郡早川町)です!
静岡からは畑薙ダムに次いで、南アルプスに最も近い登山口です。
静岡から2時間です!
5時30分、スタート!
この林道は砂防ダム建設用に作られた林道です。
かなり荒れた感じの林道でしたが、、、
キレイに舗装されています。
大型が通れるように整備されてるね。
早川町にはJV系のプレハブ村が建設されていたので、いよいよリニア関連の大工事が始まるんでしょうね。
悲しいけど現実は進んでいくんですね。
砂防ダムまで来ました。
山歩きのスタートです。
発電施設やら、吊り橋やらいろいろ越えていきます(写真無し)。
山道には木苺がイイ感じで実ってます。
赤いヤツより、このオレンジ色の方が美味しいんだ!
しばし足を止めてパクつきます!
山の幸サイコーですよ!
まだ新しいカツラの丸っこい葉っぱが可愛らしいです!
山は新緑に溢れています。
で、以下省略で、
3時間半で大門沢小屋に到着!
冬期の定宿ですが、今回は泊まらずにさらに上を目指します。
小屋の周辺は針葉樹がステキです!
だが、、、
見上げるとガスガス(^_^;;
小屋から1時間ほどで、大門沢と再接近するので給水しときます。
これ以降は水場は無いので、命の水ですね!
雪代が入っているので、少し色付きですが…
4リットルなので、正味4キロ増加…
これ以降はひたすら修行っす(´;ω;`)
いよいよ急登が延々と続く、恐怖のデーモン沢に突入です(写真無し)。
2,200mからはガスの中、、、
ちっとも楽しくない、、
それでも、シャクナゲとか、
キンポウゲなんかが咲いていて、心和ませてくれます。
ヤマザクラもまだ咲いてます。
出発から7時間45分、大門沢下降点の黄色い櫓まで来ました!
下降点付近が最も風の強いエリアなのですが、今日はそれほど強くない。
時折青空がのぞきます。
この稜線は梅雨時でも青空が期待できる場所なんだ。
でも、それは11時まで。
この時点で、もう13時を遥かに回っています。
遅すぎです(^_^;;
振り返るとこんな感じ。
大門沢方面は左側ね。
ガスが上がってきても、西からの気流が吹き飛ばしてくれるんだけど、それも昼前までの話なのよ。
なので、もし行くのなら頂上に11時までに着けるように計画してね!
オヤマノエンドウです。
あ、ライチョウ!
見えない?
拡大すると、、、
いたね~!
北でも、南でも安定の遭遇率です!
いよいよ山頂が見えてきました!
つうコトで、、、
出発から9時間、農鳥岳山頂に到着です!
何やってんのこのオッサンって感じ(^_^;;
でもこの時の気持ちはこんな感じです!
さて、今夜のお宿を設営しましょ!
もうこの時間から動くのは危険なのでビバークです。
って、「つうかアンタ確信犯でしょ」ってツッコミは無しで。
良識ある大人はマネしちゃだめよ!
ビール(350ml×3本)と肉やらスモークチーズやらを天然の冷蔵庫に!
んじゃ!
唯一見えてる西農鳥岳に乾杯!
つまみのカッパえびせんはもうパンパン!
まったりしたら夕飯に突入っす!
肉焼くよ!
うんめ~!
飯も炊いたが、標高3,000mじゃあ生煮えになってあんまし美味く炊けないね…
少しガスが取れてきたよ!
腹いっぱいになって、いつの間にか眠ってた…zzz
気が付くと、ガスが晴れて間ノ岳、北岳が見えているじゃん!
これで、白峰三山のそろい踏みだね。
塩見も姿を現している。
まさに兜形と言われている山容だね!
実に堂々としてる!
その後ろには、南アルプス南部の山々。
左から、千枚、荒川、聖、赤石、兎の名峰たちが!
う~ん、なんて美しい!
行きたいな~!
飲み直しますかね!
笑っちゃう感じがイイね!
だんだんと暗くなってくると、、、
お楽しみの夜景!
山で見ると人工物はちょっと複雑な気分になるけど、俯瞰する感じは素敵じゃんね!
オレ、この街の片隅で生まれたんだよね。
見上げると、月が輝いている。
あぁ、本当に気分がイイ!
サイコーだよ!
これだけの明かりがあれば、見えるかも!
長時間露光でカメラをセット。
富士山が見えました!
なんて素敵な一日の終わりなんだろう!
あぁ、実に気分がイイ!
眠くなってきたんで、テントに入りますかね。
おやすみ~!
2日目に続く!